今回は、HUIONの液晶ペンタブレット「Kamvas Pro 16 (2.5K)」の紹介を行なっていきます!
15.8インチで2.5K解像度(2560×1440)の液晶を搭載し、USB-C接続に対応するなど、使いやすい製品になっています。
これからイラスト制作を始めたい方や、ペンタブレットからのステップアップを考えている方にオススメの液晶ペンタブレットです!
HUION Kamvas Pro 16 (2.5K) レビュー
それでは、HUIONの液晶ペンタブレット「Kamvas Pro 16 (2.5K)」 の紹介を行なっていきましょう!
製品の特徴とスペック
「Kamvas Pro 16 (2.5K)」 は、中国の深センに本社を構えるペンタブレットブランド「HUION」の販売する液晶ペンタブレットです。
「Kamvas Pro 16 (2.5K)」は、15.8インチQHD解像度(2560×1440)の液晶を搭載し、広い画面で作業を行なうことができます。
145%のsRGB色域・1670万色の表示色を可能にしています。また、ブルーライト対策もあり目に優しい仕様となっています。
視野角も178°と広く、どの角度からでも均一な見え方を実現しています。
付属のデジタルペン「PW517」は、HUION社のPenTech 3.0規格を採用し、電池・充電不要で正確かつ滑らかな書き心地を提供してくれます。
300PPS以上のレポートレート・ペン解像度も5080LPI・筆圧感知も8192段階なので、思い通りの描画が可能となっています。
±60°の傾きを検知することで、ペンを持ち替えずに強弱を書き分けることができます。
ペン先は標準タイプと、摩擦の強いフェルトタイプの2種類が付属し、好みに合わせて使い分けることができます。
本体の重量が1.28kgで、厚さも11.5mmとスリムなので持ち運びも楽にできます。
「Kamvas Pro 16 (2.5K)」の接続方法は、3in2ケーブルとUSB-C接続の2通りです。
USB-C対応のデバイスであれば配線をケーブル1本でシンプルにまとめることができます!
※接続デバイスの給電が規格に対応している場合
Windows・mac・Linuxや、多くのAndroidデバイスに対応しています。また、PhotoshopやSAIなどの主要なペイント・デザインソフトで使用することが可能です。
付属品と外観の紹介
今回、ご提供いただいた「Kamvas Pro 16 (2.5K)」は、パッケージが日本限定の和風な美しいデザインになっています!
内容物は下記の通りとなっています。
・Kamvas Pro 16 (2.5K)本体
・デジタルペン「PW517」
・ペンスタンド
・芯抜き
・標準替え芯
・フェルト替え芯
・電源アダプター
・調整可能スタンド
・専用手袋
・クリーニングクローズ
・カード
・クリアファイル
・ウィッシュリスト
・簡易版マニュアル
・USB-C to USB-Cケーブル
・3in2ケーブル
・延長ケーブル
・電源ケーブル
液晶ペンタブレットを使用する上で必要なアイテムが揃っているので、本製品を購入すればすぐに使い始めることができます。
クリアファイル・ウィッシュリスト・カードなど、日本向けモデル限定のアイテムが同梱されています!
続いて「Kamvas Pro 16 (2.5K)」の外観を見ていきましょう!
まず目を引くのが15.8インチの大画面です。アンチグレアパネルを採用しているので写り込みや反射が抑えられているように感じました。
向かって左側には、機能を割り当てることのできるボタンが8つ設置されています。
左上の部分に電源ボタンがあります。
側面には、PC接続用と給電用のUSB-Cポートが1つずつ設置されています。
背面はアルミニウム合金素材が使われていて、見た目と質感ともに高級感があります。
次に付属のペンを見ていきます!
ペンのカラーは本体同様にブラックで、下部にはカスタマイズ可能なボタンが2つ設置されています。
程よい太さで握り心地も良好です!
替えの芯に加えて、フェルト素材のペン先も付属するので、好みに合わせて使用することができます!
付属のスタンドも金属素材が使われているので高級感がありますし、ペンタブレットを設置した際の安定性も高そうです。
スタンドは折りたたみ式なので持ち運ぶ際もコンパクトです。使いたい時にすぐに広げて使用することができます。
角度が6段階で調整可能なので、自分の作業のしやすい高さで使用することができます。
HUION Kamvas Pro 16 (2.5K) の良いところ
「Kamvas Pro 16 (2.5K)」を実際に使用して感じた良いところを紹介していきます!
まるで紙に書いているかのような書き心地
「Kamvas Pro 16 (2.5K)」を実際に使用して最初に驚いたのが、書き心地の快適さになります!
液晶画面をペンでなぞると程よい摩擦があり、まるで紙に書いているような感覚で非常に使いやすかったです!!
デジタルペンの筆圧や傾きをしっかりと検知してくれるので、線の太さをしっかりと書き分けることができています。
作業スペースの広さと美しさを兼ね備えた液晶ディスプレイ
「Kamvas Pro 16 (2.5K)」の液晶は2.5Kと高解像度なので、広い作業スペースを実現しています。複数のツールを併用する場合でも窮屈さを感じることがありません。
僕の場合は、写真編集ソフトでペンタブを使用することがあるのですが、大きい画面でペン操作を行なうことができるので非常に快適でした!
また、液晶ディスプレイの映りが鮮やかなので、作業をする際のテンションも上がります!
USB-Cケーブル1本で接続が可能
これまで液晶ペンタブレットは接続するためのケーブルが多くて、配線が複雑そうなイメージがありましたが、「Kamvas Pro 16 (2.5K)」の接続方法は非常にシンプルかつ簡単で驚きました!
USB-C接続に対応し給電力の条件を満たすデバイスと組み合わせれば、ケーブル1本で使用することができます。僕の場合はMacBook Airと一緒に使っているのですが、USB-Cケーブル1本で問題なく給電することができました。
接続するケーブルが減ることで、机の上の配線も最低限のスッキリした状態で使用することができます。ミニマルな作業環境を構築したい人にとってオススメのポイントです!
ボタンをカスタマイズして作業効率を向上できる
「Kamvas Pro 16 (2.5K)」は、公式で配布されている専用ソフトをダウンロードすることで、より快適に使用することができます!
ソフト上では「Kamvas Pro 16 (2.5K)」本体と、デジタルペンに設置されたボタンの操作内容をカスタマイズすることができます。
物理ボタンは直感的な操作がしやすいので、自分がよく使う機能を割り振ることで、作業の効率を高めてくれるため重宝しています!
他にも作業領域の調整など、細かい調整を加えることができるので理想の作業環境を構築することが可能です!
HUION Kamvas Pro 16 (2.5K) の気になるところ
「Kamvas Pro 16 (2.5K)」を実際に使用して感じた気になる点についても触れておきます。
設置するデスクにそれなりの広さが必要
「Kamvas Pro 16 (2.5K)」は、性能に優れた製品だと感じています、1点だけ気をつける点を挙げるとすれば使用するデスクの広さを考慮する必要がある点です。
画面サイズの都合上デスクに設置する際に、最低でも奥行きで23cm・横に38cm程度のスペースが必要となります。
もし、スペースの確保が難しければ、同社の1サイズ小さいモデルの「Kamvas Pro 13(2.5K)」を検討してみるとよいかもしれません。
まとめ
以上が、「Kamvas Pro 16 (2.5K)」の製品概要と実際の使用感の紹介です。
15.8インチの画面サイズと解像度の高さから、実用性に優れた製品だと感じています。接続もUSB-Cケーブル1本で簡単かつミニマルに行なうことができます!
性能に優れた製品なので、これから液晶ペンタブレットの購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください!