【実機レビュー】「HUAWEI MateView」28.2インチ 4K+ディスプレイは、ミニマルなデザインに機能が集約されたハイスペックPCモニター

こんにちは!
kazlogのカズ(@kaz_fukumaru)です。

今回はHUAWEI(ファーウェイ)の新製品「HUAWEI MateView」を、発売前にお借りすることができたので、実機レビューを通して製品を紹介させていただく。

本製品は、HUAWEI(ファーウェイ)が2021年8月20日に発売する、PCモニターの最新モデルだ。

特徴としては、アスペクト比が3:2の28.2インチの4K+のIPS液晶ディスプレイを搭載している。

一般的なアスペクト比16:9の4Kモニターと比較して縦に長いので、作業領域を縦に広く活用することができる。

USB-Cケーブル1本で映像の出力と、65Wの充電を行うことができるので、USB-Cを搭載したノートPCとの相性も良い。

HUAWEI MateViewにUSB-CケーブルでノートPCを接続した写真

また、スマートバーという独自の機構により、スワイプやタップによるモニターの設定変更や、映像入力端子の切り替えが可能となっている。

 

ミニマルなデザインと、それを生かす最新のテクノロジーが詰まっており、デスク環境をスマートにできる製品と言えるだろう。

【レビュー】HUAWEI MateBook X Pro 2021年モデル 3Kディスプレイ搭載 機能とデザインを両立したハイエンドノートパソコン

2021年9月6日

「HUAWEI MateView」はこんなディスプレイ

HUAWEI MateVieを正面から映した写真

「HUAWEI MateView」は名前の通り、中国のハイテク機器メーカであるHUAWEI(ファーウェイ)が販売するPC向けのモニターだ。

HUAWEI(ファーウェイ)といえば、スマートフォンやタブレット端末のイメージを持つ方が多いかもしれない。

同社製の端末との相性は勿論だが、その他のメーカーのPC端末を使っている人にとってもオススメの製品になっている。

「HUAWEI MateView」のスペックと仕様

まず初めに「HUAWEI MateView」のスペックと仕様について紹介していく。

「HUAWEI MateView」のスペックと仕様
画面サイズ 28.2インチ
解像度 3840 x 2560(4K+)
アスペクト比 3:2
パネル IPS液晶ディスプレイ(非光沢)
色域 98%DCI-P3(標準)/ 100%sRGBをカバー
表示色‎ 約10億7000万
リフレッシュレート 60 Hz
映像入力端子 USB-C(65W充電、データ転送に対応)、HDMI 2.0、MiniDP
ポート USB-C(135W電源のみ)USB-A 3.0×2、3.5mmヘッドセットとマイク2-in-1ジャックx1
高さ調整 対応
ピボット 非対応
VESAマウント 非対応
スピーカー 5W x 2
重量 約6.2kg
価格 89,800円

ディスプレイ性能について

HUAWEI MateViewを正面から撮影した写真

冒頭でも触れたように「HUAWEI MateView」のモニターサイズは28.2インチだ。

解像度は3840 x 2560となっており、一般的な4Kモニターよりも高く、画素数についても150万画素多くなっている。

特徴的なのはアスペクト比が3:2になっている点だ。

一般的な16:9のアスペクト比のモニターと比べて縦に長い。

なので、縦に表示領域が広がることで、スクロールせずに取得できる情報量が多くなる。

例えば動画編集の際に、アプリケーション上のビデオクリップと音声トラックの表示量が増えるので、全体の一覧性が向上するなどの恩恵が得られそうだ。

アスペクト比による恩恵の解説画像

「HUAWEI MateView」のパネルは、非光沢のIPS液晶ディスプレイが搭載さている。

視野角が広い上に、画面の写り込みを気にせずに済むので作業に集中しやすい仕様となっている。

また、トップとサイドのベゼルが6mmと薄く、画面の最大占有率が94%なので、画面への没入感が非常に高い。

HUAWEI MateViewのベゼルの写真

ディスプレイ部分の厚さが非常に薄く、ケースを付けた状態のiPhone 12 miniと同じくらいの薄さになっている。

HUAWEI MateViewを横から撮影した写真 モニター部分とiPhone12 miniの厚さ比較画像

色表現についても軽く触れておく。

色域が98%DCI-P3(標準)/ 100%sRGBをカバーしており、表示色も10億7000万色となっている。

動画鑑賞などのコンテンツ閲覧や、ちょっとした写真・動画編集などのクリエイティブ作業にも耐えうるスペックだ。

カラー表示の美麗さは勿論だが、個人的にはモノクロの画像を表示した際のコントラストの表現力の高さに驚いた。

映像入力端子と搭載ポートについて

HUAWEI MateViewの搭載ポート一覧画像

「HUAWEI MateView」の対応する映像入力端子は、USB-C、HDMI 2.0、MiniDPの3つだ。

特にUSB-Cケーブルを使用した接続では、画面の表示だけでなく65Wでの充電とデータ転送にも対応している。

また、「HUAWEI MateView」のスタンドには、USB-A 3.0の端子が2つ搭載されているので、USBハブとしての役割も果たすことができる。

HUAWEI MateViewのポート部分の写真

なのでUSB-C端子を搭載したノートPCであれば、USBケーブル1本で画面を表示しながら、同時に本体の充電とデータ転送を行うことができる。

HUAWEI MateViewとノートPCを接続した写真

ケーブルを1本繋ぐだけで、これらの機能を集約できることになり、机の上の配線も減らせるので非常にスマートだ。

その他の仕様について

ディスプレイとしての一般的な仕様についても説明していく。

「HUAWEI MateView」のディスプレイとスタンドは固定されているので、取り外すことができない仕様になっている。

HUAWEI MateViewの背面の写真

そのため、VESAマウントが非搭載なのでモニターアームを装着することができない。

また、ピボット機能(モニターの回転機能)についても非対応なので、ディスプレイを縦向きにしての使用も不可となっている。

高さ調整は0~110mmの範囲で調節が可能だ。

モニターの高さ調整の比較画像

チルト角については、-5°から18°(±2°)前後で調節ができるようになっている。

画面のチルト角の比較画像

モニターとスタンドの接合部がジャバラ状になっており、好きな角度に調節が可能だ。

モニター背面のスタンドとの接合部分の写真

スタンドには5Wのスピーカが2つと、デュアルマイクが内蔵されている。

HUAWEI MateViewのスピーカーとマイク部分の写真

スピーカーやマイクを別に用意せずとも、ディスプレイ単体で機能させることができるのは嬉しいポイントだ。

重量については約6.2kgということなので、機能が詰まっている分やや重い部類だが、利便性を考慮すれば特に不満に感じることはないだろう。

価格は89,800円ということで安くはないが、性能を考慮すれば値段と性能のバランスの良い製品だと言えるだろう。

「HUAWEI MateView」の付属品

HUAWEI MateViewの付属品を並べた写真

「HUAWEI MateView」の付属品は下記の4点だ。

・クイックスタートガイド
・USB-Cケーブル(1m)
・Mini DP to DPケーブル(1.5m)
・USB-C ACアダプター(135W)

HDMIケーブルが付属しないので、HDMI接続での使用を想定しているなら、別途用意する必要がある。

個人的には、ACアダプターがUSB-C式なのに驚いた。

USB-C ACアダプターの写真

一般的なACアダプターのケーブルよりも細く、配線を隠しやすいので助かる。

電源ポートの写真

「HUAWEI MateView」のメリット

ここからは「HUAWEI MateView」を、2週間使用して感じたメリットをご紹介していく。

スマートバーでのモニター操作が簡単かつ便利

スマートバーの写真

「HUAWEI MateView」の特徴として、モニター下部のスマートバーを使用して操作する点が挙げられる。

このスマートバーは、タッチやスワイプなど、スマートフォンを操作する感覚で扱うことができる。

ディスプレイ設定や、入力端子の切り替えは全てスマートバーで操作が可能だ。

 

従来のディスプレイは、ボタンやスティックを使った操作が当たり前だったが、スマートバーの直感的な操作性の高さは、これらを過去のモノにする。

一度この操作性を味わってしまうと、もう元には戻れないくらいに便利だ。

3:2のアスペクト比の画面は閲覧性と作業効率を上げてくれる

「HUAWEI MateView」の3:2のアスペクト比の画面サイズはかなり新鮮だった。

これまで使用していたディスプレイに比べて、縦の長さが増えたことでメリットを感じることができた。

それは、縦スクロールのページを閲覧する際の情報量が増えた点だ。

例えば、ブログを読む際に画面に表示されるテキスト量が増えるので、スクロールの回数を減らすことができる。

表示される情報量が増えるのは、作業効率の向上にも繋がる。

僕の場合だとブログの執筆作業で恩恵を感じることができた。

WordPressの作業画面が、今までよりも縦に長く表示できるようになったので、記事の構成を把握しやすいし、画面の窮屈さを感じることもなくなった。

デザインがミニマルかつ高級感がありカッコいい

HUAWEI MateViewの色々な角度の写真

「HUAWEI MateView」の外観は素晴らしい。

これまでのディスプレイにはない形状、高級感のあるシルバーのボディは存在感がありつつも、
作業時に鬱陶しさを感じさせない絶妙なデザインバランスだ。

ベゼルの細さは画面への没入感が上がるだけでなく、机の上に設置した際の野暮ったさがない。

このディスプレイを使用して、PC作業をしたいと思わせてくれる。

そんな秀逸なデザインもこの製品の魅力の一つと言えるだろう。

HUAWEI製品との連携機能が便利

HUAWEI製ということもあり、同社のスマートフォンやノートPCとの連携機能も強みとなる。

本体のスタンドに設置された「HUAWEI MateViewベース」に、要件を満たす同社のスマートフォンを近づけると、「HUAWEI MateView」上で画面を投影することができる。

HUAWEI MateViewベースの写真

さらに、同社の要件を満たすノートPCとタブレット端末についてもワイヤレスで接続と画面の投影が可能だ。

HUAWEI MateBook X Pro(2021)とHUAWEI MateViewの写真

同社のハイエンドノートパソコン「HUAWEI MateBook X Pro」の紹介記事は、下記のリンクを参考にして欲しい。

https://kazlog.tokyo/huawei-matebook-x-pro/

HUAWEI製品をすでに持っている方であれば、こういった便利な使い方も可能だ。

「HUAWEI MateView」の気になる点

「HUAWEI MateView」を使用・購入する際に気をつけるべき点についても触れておこう。

縦向きの設置とモニターアームに非対応

「HUAWEI MateView」は、画面を回転させて縦向きに設置することができない。

また、スタンドとディスプレイが固定されているので、モニターアームについても非対応だ。

いずれも製品の不満ではなく、使い方の問題になるので、自分の用途としてこれらの条件が必須でなければ問題はないだろう。

まとめ:モニター1枚に機能を集約させたい人にオススメ!

HUAWEI MateViewの写真

「HUAWEI MateView」について、製品の仕様、メリットや気になる点について触れてきたが、
結論としては、多くの方にオススメのできる製品だと感じている。

理由としては、機能や製品の特徴による恩恵を万人が得ることができるからだ。

28.2インチの4K+かつ、アスペクト比が3:2のディスプレイは、作業領域が広いのでテキストベースの作業は勿論、クリエイティブな作業にも適している。

テレワーク中はビジネス用途、終業後は趣味の動画や写真編集に使うといった今どきな運用も可能だ。

また、「HUAWEI MateView」自体がUSBハブとしての役割を持ち、マイクやスピーカーも内蔵されている。

なので机の上にパソコンと本製品があれば、余計な配線や買い物をせずとも、ミニマルに作業スペースを構築することができる。

決して安価な製品ではないが、モニター1枚に集約された機能と、製品のスペックを考えると価格のバランスは優れていると言えるだろう。