続々と新製品を発表している、中国のハイテク機器メーカーHUAWEI(ファーウェイ)。
そんな中から完全ワイヤレスイヤホンの「HUAWEI FreeBuds 4」をお借りしたので紹介していく。
・ノイズキャンセリング搭載で遮音性が高い
・低音がしっかりと出ていて迫力のある音
・2台のデバイスと同時接続可能
HUAWEI FreeBuds 4はインナーイヤー型の装着方法の、いわゆる開放型のワイヤレスイヤホンだ。
耳の穴に軽く被せて装着するので、長時間使用していても耳が痛くなりにい。
![HUAWEI FreeBuds 4を装着した耳のアップの写真](https://kazlog.tokyo/wp-content/uploads/2021/09/hfb17.jpg)
また、開放型のイヤホンには珍しい、ノイズキャンセリング機能を搭載している。
音質については、本来開放型のイヤホンが苦手な低音がしっかりと出ている点が特徴と言えるだろう。
デュアルデバイス同時接続機能により、2台のデバイスと同時接続することができ、
ワイヤレスイヤホンの利便性を最大限に活用できる製品となっている。
カナル型イヤホンの装着感が苦手だけど、ノイズキャンセリング機能は使いたいという方にオススメだ。
HUAWEI FreeBuds 4はこんなワイヤレスイヤホン
![HUAWEI FreeBuds 4のケースを開いた写真](https://kazlog.tokyo/wp-content/uploads/2021/09/hfb7.jpg)
まずは、HUAWEI FreeBuds 4の製品スペックや、外観を紹介していくので参考にしてほしい。
HUAWEI FreeBuds 4のスペック
HUAWEI FreeBuds 4のスペックと仕様は下記の通りだ。
繰り返しになるがHUAWEI FreeBuds 4は、開放型のインナーイヤー型のワイヤレスイヤホンだ。
インナーイヤー型の特徴として、音の広がりを楽しめる点と、装着時の快適さがあげられる。
後者の装着性については、勿論個人の好みはあるものの、僕個人の見解としては
耳の穴に差し込む形のカナル型よりも、圧迫感が少ないので長く装着していても、耳への負担が少なく感じる。
また、開放型のイヤホンはイヤーピースを差し込まない分、周りの音を拾いやすい。
その点HUAWEI FreeBuds 4は開放型アクティブノイズキャンセリング機能を搭載しており、
装着時の快適さと、ノイズキャンセリング機能による遮音性の高さを両立している。
サイズについては、ケースに収納した状態で手のひらに収まるサイズ感だ。
イヤホン本体も指先で摘める程度の大きさになっている。
![HUAWEI FreeBuds 4を指で摘んで持っている写真](https://kazlog.tokyo/wp-content/uploads/2021/09/hfb11.jpg)
また、イヤホン本体は胴体が長いタイプなので、装着時にいわゆる耳からうどん状態になる。
しかし、ワイヤレスイヤホンが一般化した現在ではこの点について、人からの見られ方を気にする人は少ないだろう。
音質については、低音がしっかりと出ている印象を受ける。
開放型のイヤホンは低音が苦手なイメージがあったので、想像以上に低音が響いたので驚いた。
全体感としては開放型ならではの音の広がりもありつつ、非常にクリアなサウンドを鳴らしてくれる製品だ。
いい意味で癖がないので、様々なジャンルの音楽視聴に活用できるだろう。
連続再生時間については、可もなく不可もなくといった印象だ。
テレワークなどで1日中イヤホンを装着しているような人には、やや物足りないかもしれないが、
外出時の移動中などに使用するのであれば、全く問題ないだろう。
充電性能については、かなり優秀だなと感じている。
充電端子がUSB-Cなのも嬉しいポイントだ。
![HUAWEI FreeBuds 4の充電端子の写真](https://kazlog.tokyo/wp-content/uploads/2021/09/hfb8.jpg)
接続形式は、最新バージョンであるBluetooth5.2にて行う。
最新モデルのイヤホンにしっかりと、最新の規格を搭載してくるのは流石だ。
また、HUAWEI FreeBuds 4はデュアルデバイス同時接続に対応している。
どんな機能かと言うと、2台の端末と同時に接続状態を維持することができるのだ。
例えば、スマートフォンとパソコンを同時に接続しておけば、
それぞれの端末で音楽や動画を視聴すると、直近で再生した端末の音がイヤホンから聞こえるのだ。
なので一々Bluetooth接続を設定画面から行わなくても、切り替え不要で2台の端末間で使用することができる。
HUAWEI FreeBuds 4にはマイクも内蔵されているので、すぐ会話に切り替えることも可能だ。
耐水性能についても触れておこう。
HUAWEI FreeBuds 4は、IPX4の耐水性能をもっており、
これは、全方位からの飛沫による影響がないというレベルなので、
一般的な使い方であれば支障はないはずだ。
気をつけるべき点はIPX4の耐水性能があるのは、イヤホンのみで充電ケースは対応していない。
色はシルバーフロスト、セラミックホワイトの2色展開となっている。
![HUAWEI FreeBuds 4のカラーバリエーション画像](https://kazlog.tokyo/wp-content/uploads/2021/09/hfb0.jpg)
画像は製品ページより引用
シルバーフロストは、充電ケースはマットな銀色で、イヤホン本体は光沢のある銀色となっている。
セラミックホワイトは、名前通りの白色となっている。
価格については、1万8千円台となっている。
同価格帯のワイヤレスかつインナーイヤー型の製品でいうと、
AppleのAirpodsが有名どころとなる。
ただ、ProではないAirpodsはノイズキャンセリング機能を搭載していない。
なので機能面で言えばHUAWEI FreeBuds 4が優位となる。
Apple製品に拘らないのであれば、本製品の方が満足度は高そうだ。
HUAWEI FreeBuds 4の外観と付属品
HUAWEI FreeBuds 4の外観と付属品についても紹介していこう。
手元にあるのが、シルバーフロストのカラーとなっている。
まずは外箱から見ていく。
![HUAWEI FreeBuds 4の外箱の写真](https://kazlog.tokyo/wp-content/uploads/2021/09/hfb4.jpg)
白色の化粧箱の表面に、製品画像と金地で製品名などが記載されている。
蓋を開けてみると、充電ケースがまず目に入ってくる。
![梱包されたHUAWEI FreeBuds 4の写真](https://kazlog.tokyo/wp-content/uploads/2021/09/hffb5.jpg)
ケースのヒンジ側にHUAWEIのロゴが刻まれている。
付属品と合わせて箱から出してみた。
主な付属品は下記の通りだ。
![HUAWEI FreeBuds 4と付属品の写真](https://kazlog.tokyo/wp-content/uploads/2021/09/hfb6.jpg)
・USB-A to USB-Cケーブル
・取扱説明書
同梱品は最低限となっており、充電用のACアダプターは付属しないので、
すでに持っているものを使用するか、別途用意する必要がある。
HUAWEI FreeBuds 4を手に取り、ケースの蓋を開けてみる。
![HUAWEI FreeBuds 4の写真](https://kazlog.tokyo/wp-content/uploads/2021/09/hfb9.jpg)
ケースはマットな色と質感で、イヤホン本体は光沢のあるカラーリングとなっている。
ケースは横に長い卵型で、可愛らしくも高級感のあるデザインになっている。
表面は接続確認や充電状況などを確認するためのLEDランプが付いている。
背面は先述の通りロゴが印字されている。
ケースの側面にはペアリング時に使うボタンが設置されている。
![充電ケースの側面の写真](https://kazlog.tokyo/wp-content/uploads/2021/09/hbf12.jpg)
イヤホンを取り出してみる。
![HUAWEI FreeBuds 4のイヤホン本体の写真](https://kazlog.tokyo/wp-content/uploads/2021/09/hfb10.jpg)
メタリックな質感がサイバーパンク感があってカッコいい。
少し派手かなと思ったが、実際に耳に装着してみるとそこまで気にならない。
![HUAWEI FreeBuds 4を装着した写真](https://kazlog.tokyo/wp-content/uploads/2021/09/hfb3.jpg)
むしろアクセントになっているように感じる。
無難なのはセラミックホワイトかもしれないが、他のイヤホン製品と色が被りにくいシルバーフロストもかなり気に入っている。
以上が外観と付属品の紹介だ。
HUAWEI FreeBuds 4のメリット
ここからは、実際にHUAWEI FreeBuds 4を使用して感じたメリットについて紹介していこう。
ノイズキャンセリングで集中力と没入感が増す
一番の利点は開放型アクティブノイズキャンセリングによる、遮音性能のたかさがあげられる。
開放型のイヤホンでノイズキャンセリングというと、あまり想像できていなかったが、
実際にノイズキャンセリングをオンにしてみると、しっかりと周辺音を除去してくれている。
密閉型のイヤホンと比べると遮音性は下がるが、十分に実用に耐える性能だ。
むしろ、密閉型イヤホンのノイズキャンセリングは圧迫感が強いので、
HUAWEI FreeBuds 4の開放型のノイズキャンリングの方が自然な感じがする。
作業に集中するのにも十分だし、音楽や動画視聴時の没入感も良好だ。
2台のデバイスと同時接続で面倒な切り替えがいらない
![2台同時接続機能の説明画像](https://kazlog.tokyo/wp-content/uploads/2021/09/hfb18.jpg)
画像は製品ページより引用
2台同時接続の利便性も個人的にはオススメポイントだ。
パソコンとスマートフォンに同時接続しておくことで、
それぞれのデバイスで動画や音楽を視聴したくなったら、
いちいちBluetooth接続の切り替え操作をしなくても音が流れてくる。
僕のような、ながら作業が多い人にとってはかなり便利な機能だ。
充電性能が高い
ワイヤレスイヤホンのバッテリー性能は重要な要素だが、
充電性能の高さもかなり重要になってくる。
外出前にイヤホンの充電を忘れていた場合に、
そこから短時間でどれくらい充電して、使用できるのかは実用面に大きく影響するからだ。
HUAWEI FreeBuds 4はこの点をしっかりと抑えている。
アプリで自分に合ったカスマイズが可能
![HUAWEI AI Lifeの操作画面の画像](https://kazlog.tokyo/wp-content/uploads/2021/09/hfb15-1.jpg)
HUAWEI FreeBuds 4は、HUAWEI AI Lifeというスマホアプリをダウンロードすることで、
様々なカスタマイズを行うことができる。
タップやスワイプによるジェスチャーコントロールの変更や、音質、ノイズキャンセリングの強さなど、
自分用に最適化できるのは嬉しい。
また、アプリ上からイヤホンを探す機能が搭載されている
イヤホンから通常時よりも大きい音を鳴らすことで見つけやすくなるといった仕様だ。
家の中でどこに置いたかわからなくなることが、ちょいちょいあるのでこの機能は便利だなと感じた。
HUAWEI FreeBuds 4の気になる点
HUAWEI FreeBuds 4の気になる点についても触れていく。
結論から先に言うと、実際の使用では製品の機能やスペックによる不満は感じなかった。
あくまで、開放型インナーイヤー型という製品の性質上の問題なので、
これらを理解して購入する分には、なんの問題もないだろう。
・音漏れに注意が必要
開放型のイヤホンゆえに、大音量で鳴らすとどうしても音漏れがしやすくなっている。
自宅や自分の部屋で使用する際には問題ないと思うが、外出の際の移動時など、
周りに人がいる環境で使用する際は注意が必要だ。
しかし、本製品はノイズキャンセリング機能が搭載されているので、音量で周辺音をかき消すのではなく、
遮音性を生かして音量は程々で使用すれば問題ないと思う。
・カナル型に比べて外れやすい
![カナル型イヤホンとHUAWEI FreeBuds 4を並べた写真](https://kazlog.tokyo/wp-content/uploads/2021/09/hfb19.jpg)
こちらはインナーイヤー型ゆえの注意点だ。
耳の穴に差し込むのではなく、覆うように装着するので、
激しい動きをする際は落下に注意してほしい。
まとめ:装着感と機能性を両立したワイヤレスイヤホン
![HUAWEI FreeBuds 4とスマートフォンを並べた写真](https://kazlog.tokyo/wp-content/uploads/2021/09/hfb14-1.jpg)
以上が、HUAWEI FreeBuds 4のスペックや機能の説明と、実際の使用感の紹介だ。
改めて本製品についてまとめていこう。
HUAWEI FreeBuds 4は開放型のインナーイヤー型のイヤホンだ。
構造を生かした音の広がりと快適な装着性を提供してくれる。
さらに開放型のアクティブノイズキャンセリングを搭載しているので遮音性が高く、
作業に集中したい時や音楽に没頭したい時に活用できる。
このように装着時の快適さと、ノイズキャンセリング機能による遮音性の高さを両立した製品だ。
![](https://kazlog.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/profile_image.png)