テレワーク(在宅ワーク)での働きやすさ・生産性を向上させるための、オススメのガジェットやアイテムを連載形式で紹介する本企画。
第三回目は、テレワークにオススメのゲーミングチェア「AKRacing Pro-X V2」を紹介する。
ゲーミングチェアは昨今のテレワークの推進により、ゲームプレイの用途ではなく仕事用に購入するケースが増えている。
まず初めにゲーミングチェアを、テレワークに導入するメリットを簡単にまとめてみた。
・性能に対して価格のコストパフォーマンスが高い
テレワーク用の椅子の購入を検討しているならば、ぜひゲーミングチェアも候補とするための参考にしてほしい。
ゲーミングチェアをテレワークにオススメする理由
ゲーミングチェアといえば、いわゆるeスポーツの大会でプロゲーマーが座っている椅子というイメージが強いだろう。
ではなぜゲーミングチェアを、テレワークにオススメするのか。
それはeスポーツとテレワークは、どちらも椅子に長時間座り、集中して画面を見ながらキーボードとマウスを操作するという点が共通しているからだ。
それならばeスポーツに最適化されたゲーミングチェアが、テレワークでも同じような恩恵を与えてくれるのが道理と言える。
記事の冒頭で触れた、テレワークへのゲーミングチェアの導入メリットに触れながら解説していこう。
長時間座って作業しても身体の負担が少ない
ゲーミングチェアは長時間のゲームプレイを支えるために、座り心地の快適さと疲れにくさを追求した製品だ。
素材から機能面まで、座って作業に集中するための工夫が詰まっている。
長時間のテレワークでも、身体の負担を減らして作業を行うことが可能だ。
性能に対して価格のコストパフォーマンスが高い
有名ブランドのワーキングチェアが10万円を超えた価格帯なのに対して、ゲーミングチェアであれば6万円以内で高スペックのモデルを購入することができる。
ゲーミングチェアは先述のとおり、長時間のPC作業に適した機能が豊富に盛り込まれているので、性能と価格のバランスが良いと言えるだろう。
比較的安価に高機能な椅子が欲しいなら、ぜひゲーミングチェアを検討してみて欲しい。
以上が、ゲーミングチェアをテレワークにオススメする理由だ。
AKRacing Pro-X V2を紹介
ここからは実際にオススメの製品を紹介していく。
今回はテレワークにも最適な「AKRacing Pro-X V2」をメーカーからご提供いただいたので紹介していこう。
AKRacingは様々な競技ゲーミングシーンで採用されている、ゲーミングチェアのリーディングブランドだ。
最近では本田翼さんがイメージキャラクターに就任していたり、ゲーム実況配信者が使用していたりと、製品やブランドのロゴを見たことのある人も多いのではないだろうか。
AKRacing Pro-X V2はそんな同社の培ってきた技術を惜しみなく盛り込み、長時間のPC作業に最適化されたハイエンドモデルだ。
早速外観から見ていこう。
レーシングカーのシートのようなデザインが、存在感と高級感を兼ね備えている。
今回本体のカラーはレッドをチョイスしている。
他にもホワイト、グレイ、ブルー、オレンジのカラーがラインナップされている。
自分の好きな色や、デスク周りの製品の色に合わせて選ぶことができる。
シートの表面の素材は、PUレザーという合成皮革が使用されている。
見た目はマットな質感で高級感があり、肌触りも非常に心地が良い。
耐久性も高く、手入れもしやすい素材ということなので長く愛用できそうだ。
次に長時間のPC作業を快適にするための、各パーツの機能を解説していこう。
まず初めにヘッドレストだ。
AKRacingのゲーミングチェアは、全てのモデルに着脱可能なヘッドレストが備え付けられている。
頭と首の位置を調整し、正しい姿勢での着座をサポートしてくれる。
元々、背もたれが頭部まであるので、装着するかしないかは好みで選択可能だ。
個人的には深く腰掛けたい場合は、ヘッドレストを外しておいた方が快適に感じる。
逆に背筋を伸ばして浅く座る場合は、ヘッドレストが適度に頭部を支えてくれるので、長時間同じ姿勢でも首が疲れにくいように思う。
自分の座り方に合わせて、より快適な方を選ぶといいだろう。
次に背もたれ部分について触れていこう。
背中をあずける背もたれ部分は、程よい硬さでしっかりと身体を受け止めてくれる。
通常の椅子に比べて背もたれの面積が広いので、身体が包み込まれるようで安心感がある。
また、AKRacing Pro-X V2はリクライニングにも対応しており、背もたれ部分が最大180度まで倒すことが可能だ。
長時間作業を行う際に、身体を伸ばしたり息抜きに活用できる。
勿論、背もたれの傾斜角は無段階で自分の好きな角度に調整可能だ。
座面の右下に角度調整用のレバーがあるのだが、掴みやすく操作性が高い。
次は腰部のランバーサポート。
こちらも着脱可能となっているが、個人的には必須とも言えるほど役立っている。
座った際に腰を少し前に押し出すように支えてくれるのだが、自然と背筋が伸びて姿勢を正してくれる。
元々猫背気味な上に姿勢が悪いので、座っただけで姿勢矯正の役割を果たしてくれるのはありがたい限りだ。
座面についても触れていこう。
実際に座った感触としては、程よくお尻が沈み込む感じだ。
背もたれが比較的硬めなのに対して、座面は厚みがあって柔らかい。
長時間座っていてもお尻が痛くなりにくいので、快適に作業に集中できる。
アームレストも機能性抜群だ。
AKRacing Pro-X V2のアームレストは、上下の高さ調整だけでなく、前後と左右の位置調整も可能だ。
さらにアームレスト本体を回転させることもできるので、肘を好きな位置に置くことができる。
長時間PCで作業をする際に、肘の位置が最適化されるだけで、マウスとキーボードの操作性が格段に向上する。
これだけ調整のきくアームレストであれば万人にオススメできそうだ。
最後にキャスターについて解説する。
AKRacing Pro-X V2のキャスターは静音性が高く、動きも非常に滑らかだ。
フローリングの床の上で動かしても見ても、ガタガタとした音がしないので驚いた。
また、滑りも非常によく軽い力で動かすことができる。
以上が、AKRacing Pro-X V2の各パーツの機能の紹介だ。
AKRacing Pro-X V2を実際に使って感じた良い点と気になる点
実際にAKRacing Pro-X V2を使用して感じた点をまとめていこう。
良い点に関しては、長時間のPC作業でも身体に負担が軽くなったことにつきる。
先述の通り、本製品は長時間座って作業をする方に向けた機能が盛り込まれている。
テレワーク環境下での座り仕事中心の生活スタイルにおいて、生産性と健康管理の向上を手助けしてくれる心強い相棒と言えるだろう。
気になった点についても触れておこう。
個人的には下記の2点が気になった。
・背中がやや蒸れやすい
・サイズが通常の椅子よりも大きい
まず前者についてだが、背もたれ部分がメッシュ素材ではないため、長時間座っていると背中が少し蒸れてくるように感じる。
気温の高くなる季節や、汗をかきやすい人は少し気になる部分かもしれない。
一方で空調で部屋の温度を調整すれば解決できる問題ではある。
なので個人的には座り心地の良さのメリットが優っているので、そこまで気にはしていない。
次にサイズについてだが、AKRacing Pro-X V2は他のオフィスチェア製品に比べて大きい。
実際に他の椅子と比べてみると、サイズをイメージできると思う。
サイズが大きい分、部屋の広さとスペースによっては、圧迫感が生まれるかもしれない。
ただ、奥行きの短い机と組み合わせて使用するなど、こちらも運用でカバーできる部分ではある。
念の為、購入前にあらかじめサイズ感については把握しておいた方が良いだろう。
以上が、AKRacing Pro-X V2を実際に使用して感じた点だ。
まとめ
AKRacing Pro-X V2を実際にテレワークで使用しているが、かなり満足度が高い。
この製品のおかげで、長時間のPC作業も快適に行うことができている。
最後に改めてレビューの内容をまとめよう。
AKRacing Pro-X V2は、長時間PCで作業する際の身体の負担を軽減するための機能が盛り込まれており、座り心地も良好だ。
高機能ながら比較的値段も安価なので、性能と価格のバランスも良い。
テレワーク用の椅子の購入を検討しているなら、ぜひ候補に検討してほしい製品と言えるだろう。
なお、AKRacing Pro-X V2は6月21・22日に開催される、Amazonプライムデーのセール対象品として予告されている。
気になっている方は購入のチャンスだ。
また、AKRacingではPro-X V以外にも複数のモデルが用意されているので、価格や機能性をベースに自分に合ったモデルを探してみるといいだろう。