外出時にスマートフォン・ノートパソコンにイヤホンなどと、一緒に持っておきたいモバイルバッテリー。
様々なメーカーの製品があるので、どれを選ぶべきか迷うかもしれません。
そこで今回僕が紹介するのは、CIOから発売されている「CIO SMARTCOBY Pro 30W」です。
・小型かつ軽量である
・高速充電に対応している
・大容量でいっぱい充電できる
僕がモバイルバッテリーを選ぶ際に重視するのが上記3点なのですが、これらを網羅した製品になっています!
元々人気の高い製品なのですが、新色のホワイトが発売されたので改めて紹介していこうと思います。
CIO SMARTCOBY Pro 30W (ホワイト) レビュー
「CIO SMARTCOBY Pro 30W」は、ガジェット周辺機器メーカー「CIO」の販売するモバイルバッテリーです。
元々はクラウドファンディングから生まれた製品で、5000人以上の支援者を集めて製品化しました。
現在は、Amazonなどの通販サイトで一般販売されています。
大変人気な製品で、僕自身も最近はこのモバイルバッテリーをメインで使用しています。
その人気の理由を紹介していきましょう!
特徴とスペック
「CIO SMARTCOBY Pro 30W」の特徴について紹介します。
「CIO SMARTCOBY Pro 30W」はコンパクトなサイズながら、10,000mAhの大容量を備えたモバイルバッテリーです。iPhone12/iPhone13であれば約2回の充電を行うことができます。
また、PD30Wに対応しており高出力で充電を行うことができます。iPhoneやAndroidはもちろんのこと
MacBook Air(M1チップモデルも含む)などのPD規格に対応するノートパソコンへの高速充電が可能です。
本製品を充電しながら、他のデバイスを充電できるパススルー充電に対応していています。
※「CIO SMARTCOBY Pro 30W」の場合は接続されたデバイスに優先的に充電を行い、その後に本体に充電される仕様です。
また、USB-C・USB-Aのポートを各一つずつ搭載しています。
両方のポートを使用して、2台のデバイスを同時に充電することもできます。
本体の側面には、バッテリー残量を表示するLED液晶が搭載されているのも大きな特徴です。
カラーは発売当初ブラックのみでしたが、
新たにホワイトが追加されました!
外観の紹介
まずはパッケージから見ていきましょう!
白地の箱に紫色のイラストと文字が描かれたシンプルなデザインです。
中身を取り出して確認してみます。
付属品は下記の通りです。
・「CIO SMARTCOBY Pro 30W」本体
・USB-C to Cケーブル
・取扱説明書
本体に加えて、充電・給電に使えるUSB-Cケーブルが付属します。ケーブルを別で購入しなくてもいいのはありがたいですね。
ACアダプターは付属しないので別途購入するか
現在スマホやノートパソコンを充電するのに使っている物を流用するかたちになります。
「CIO SMARTCOBY Pro 30W」本体の充電にも最大20Wの高速充電が対応しています。
なので20W以上の出力のACアダプターとの使用がオススメです。
それでは、本体を見ていきましょう。
今回紹介するのは新色のホワイトなんですが、
とにかく白くて可愛らしいです。
コンパクトさとポップさが合わさり、より愛着の湧くデザインに感じます。
白色系のガジェット類で揃えているなら、
統一感が出せるので是非オススメしたいです!
表面にはCIOのロゴが銀色で印字されているだけの
非常にミニマルなデザインです。
左右の側面には、それぞれUSB-C・USB-Aのポートが搭載されています。
長辺側には本製品の特徴である、充電残量を表示してくれるLED液晶と電源ボタンが設置されています。
本体の素材にはゴム素材が使われており、
マットな質感なので手に持った際によく馴染みます。
CIO SMARTCOBY Pro 30W (ホワイト) を実際に使ってみた
ここからは実際にMacBook AirのM1チップ搭載モデルを使って、30W出力での充電について検証を行なっていきます。
MacBook Airのバッテリーを0%の状態にしたので、早速充電を開始していきます。
スペック上はMacBook Airに0.6回分の充電が可能です。
MacBook Airと「CIO SMARTCOBY Pro 30W」をUSB-Cケーブルで接続します。
するとLED液晶に緑色のマークが表示されます。
このマークが表示されると高速充電が行われている合図になります。ぜひ家の中のガジェットを色々繋いでみて、対応機種を探してみてください。
充電開始から1時間ほどで約37%ほどの充電が完了しました。
モバイルバッテリーで、これだけ短い時間でしっかりと充電できているのですから驚きです。
そこからCIO SMARTCOBY Pro 30Wの電池残量が1時間13分ほどで0%になりました。
最終的に、MacBook Airを43%まで充電することができました。
出先でノートパソコンの充電が切れそうになった際に、非常用として活用するには十分の性能と言えるでしょう。
CIO SMARTCOBY Pro 30W (ホワイト) の良いところ
「CIO SMARTCOBY Pro 30W」を実際に使用して感じた良いところをまとめていきます。
コンパクトで持ち運びに適している
「CIO SMARTCOBY Pro 30W」は小型かつ軽量なモバイルバッテリーです。
ガジェットポーチや鞄にしまって持ち運ぶ際も邪魔になりません。
最近のガジェット類はバッテリー持ちの長い製品が多いので、毎日モバイルバッテリーを使うようなケースは少なくなっています。
使う頻度が少ないのであれば、なるべくコンパクトな製品を選んだ方が持ち運びの負担も減るのでおススメです。
大容量かつ高出力なので実用性が高い
「CIO SMARTCOBY Pro 30W」は10,000mAhの大容量かつ、30Wという高出力での充電が可能です。
1回の外出であれば、だいたいのスマホを約2回充電できるので安心感があります。
また、MacBook Airをはじめとした、PD企画に対応したパソコンを高速充電できるのも大きなメリットです。
カフェで作業する際にコンセントのある座席に必ず座れるとは限らないので、いざという時にモバイルバッテリーから充電ができるのは心強いです。
充電残量がわかるので便利
充電残量を表示してくれるLED液晶も本製品の大きな魅力のひとつです。
だいたいのモバイルバッテリーは充電残量をLEDランプで2~3段階で表示するだけなので、%表示で1%単位まで表示してくれるのはありがたいです。
充電残量がわかりやすいので、どのタイミングで充電すればいいのかも一目瞭然です。
デザイン的にも未来感があって非常にワクワクします。
USB-C・USB-Aの両方に対応している
USB-A・USB-Cの両方で充電可能な点も非常に便利です。
最新のガジェット製品は、USB-Cケーブルが付属することが多いです。
一方で少し前の製品やiPhone付属のライトニングケーブルなど、いまだにUSB-Aケーブルが付属する製品も少なくありません。
充電端子が独自規格の製品も、USB-Aが使われているケースが多いです。
「CIO SMARTCOBY Pro 30W」ならUSB-A・USB-Cのどちらでも充電が可能なので、新たにUSB-Cケーブルを買い足さずに製品を充電することが可能です。
CIO SMARTCOBY Pro 30W (ホワイト) の気になるところ
「CIO SMARTCOBY Pro 30W」を実際に使用して感じた気になるところについても紹介します。
プラグ内蔵式だったら完璧だった
正直不満な点はなく非常に満足しています。
なので強いてあげるとしたら不満点ではなく、要望が一点あるくらいです。
それは「CIO SMARTCOBY Pro 30W」にプラグが内蔵されて、直接コンセントに刺して充電ができることです。
持ち運ぶ際に充電用のケーブルが一本減らせますし、ACアダプターも不要になるので利便性がさらに向上します。
実はCIO社が上記の要望を満たす製品「SMARTCOBY Pro PLUG」を、クラウドファンディングサービスのmakuakeで企画しています。
すでに支援募集は終了しておりますが、「CIO SMARTCOBY Pro 30W」と同様に一般販売される可能性もあるので、詳細が気になる方は下記のリンクを参考にしてみてください。
https://www.makuake.com/project/smartcoby-pro-plug/
ホワイトは汚れに注意が必要
ホワイトカラーのみの注意ポイントがあります。
それは汚れやすさです。
本体がゴム素材ということもあり、スレや傷による汚れが着く可能性があります。
持ち運ぶ際はガジェットポーチに収納するなどの対策をとるのがオススメです。
まとめ
以上が、「CIO SMARTCOBY Pro 30W」の背品概要と使用感の紹介になります。
続々と目新しい製品が登場するモバイルバッテリーですが、小型かつ軽量ながら10,000mAhの大容量と最大30Wの高出力を満たす製品は多くありません。
デザインやLED液晶によるバッテリー残量の表示など、この製品ならではの魅力があります。
僕自身もしばらくはメインのモバイルバッテリーとして愛用しようと思っています。
もし気になる方がいたら、ぜひ手に取ってみてほしい製品です。