こんにちはkazlogのkaz(@kaz_fukumaru)です。
今回は手軽に高クオリティな動画を撮影できる、
ジンバル搭載型の小型動画カメラ「Feiyu Pocket 2」を紹介していく。
Feiyu Pocket 2は軽量小型なボディに、130°超広角レンズとジンバル搭載、4K / 60fps撮影に対応と、
ビギナーから動画上級者まで満足いく機能が詰まっている。
これから動画撮影を楽しみたいと考えている方にオススメの動画カメラだ。
Feiyu Pocket 2はこんな動画カメラ
早速Feiyu Pocket 2について紹介していこう。
Feiyu Pocket 2はジンバルメーカーとして有名な「FeiyuTech(フェイユーテック)」が開発した、
Vlog撮影などにオススメのカメラだ。
現在は、クラウドファンディングサービスのMakuakeにて、応援購入が可能となっている。
https://www.makuake.com/project/feiyutech/
Feiyu Pocket 2のスペックと仕様
まずは、Feiyu Pocket 2のスペックと仕様から紹介していこう。
早速サイズ感から紹介していく。
Feiyu Pocket 2はコンパクトさも売りのカメラとなっている。
iPhone12 miniと並べてみると、ほぼ同サイズだ。
このサイズに高性能な動画機能と、ジンバルが搭載されているのは驚きだ。
重量も127gとかなり軽量だ。
サイズがコンパクトかつ軽量なので、ズボンやリュックのポケットに入れて、
気軽に持ち運ぶことができる。
どんなカメラもそうだが、持って歩くのがおっくうだと、
使用機会が減ってしまうので、持ち運びしやすいのは大きな利点だ。
Feiyu Pocket 2には液晶画面が搭載されており、
操作や設定の変更はこの画面を使って行う。
画面サイズは1.3インチで、タッチモニターになっている。
なので操作については全てタッチやスワイプで行うので、スマホ感覚で使用することができる。
レンズについては130°の広角レンズを搭載している。
広角なので周りの風景などを含めて広く撮影することができるので、
Vlog撮影にオススメな画角と言えるだろう。
f値も2.0と明るいレンズなので使い勝手が良い。
ズーム性能については、最大で4倍のデジタルズームが可能だ。
もう少し寄りで撮影したい際に活用できる。
この製品の魅力でもあるジンバルについても軽く触れておく。
同社がジンバルが得意領域ということもあり、非常に滑らかな動画撮影が可能だ。
後ほど実際の動画をお見せするが、歩行時や走って撮影しても揺れの少ない動画を撮影できている。
昨今、スマホ自体の手振れ補正機能も高くなっているが、
やはりジンバルを搭載している方が、揺れに強いのでオススメだ。
動画性能について
次に動画性能について紹介していく。
Feiyu Pocket 2には通常の撮影モードに加えて、
タイムラプス、モーションプラス、ハイパーラプス、スローモーションなど、
シーンに合わせた撮影モードが搭載されている。
また、撮影を快適に行うサポート機能として、
被写体の顔を追従する「フェイストラッキング機能」や、
動体を自動で追いかける「オブジェクトトラッキング機能」を搭載している。
これらの機能を活用することで、動画撮影の初心者でも簡単に撮影ができるようになっている。
動画の解像度については、4K/60fpsに対応している。
このコンパクトさで4Kの高解像度撮影に対応しているのは驚きだ。
センサーもSONY製ということなので信頼性が高い。
静止画性能について
静止画性能についても簡単に触れておく。
Feiyu Pocket 2については弊ブログでは動画撮影にオススメのビデオカメラとして紹介しているが、
本製品で写真を撮影することもできる。
パノラマ撮影にも対応しているので、シーンに合わせて使い分けることができる。
その他の仕様について
Feiyu Pocket 2での撮影データの保存には、microSDカードを使用する。
最大512GBの容量まで対応している。
動画撮影の仕様上、使用するmicroSDカードはある程度のランクの高いものを使用するといいだろう。
稼働時間については、撮影モードによっても変わってくるが、1080P/30fpsでの撮影で220分、
4K/30fpsの撮影で190分の稼働が公称値となっている。
一般的な用途であれば問題のない稼働時間と言えるだろう。
なお、バッテリーは充電式となっており、72分で最大容量まで充電が可能だ。
値段については応援プランによって変動するものの、4万円以下で購入することが可能だ。
動画撮影を始めたいけど、高いカメラはハードルが高いという方にも、購入しやすい価格帯になっている。
Feiyu Pocket 2の外観と付属品について
外観についても触れていこう。
ジンバル搭載型のビデオカメラということもあり、特徴的な形状をしている。
サイズがコンパクトなので、手で握ってしまえば持ち手がほぼほぼ隠れるので、
持ち歩いていても、そこまでは目立たないだろう。
表側には1.3インチの液晶に加えて、カメラの向きを手動操作するためのスティックと、
録画ボタンが設置されている。
基本的な操作は全てタッチモニターで行うので、最低限のボタン配置となっている。
左の側面には、USB-CポートとmicroSDカード用のスロットが配置されている。
右の側面には電源ボタンが設置されている。
本体の底面には三脚穴が搭載されているので、市販されている三脚を装着することで、
撮影スタイルの幅を簡単に広げることができる。
付属品について
Feiyu Pocket 2の付属品は下記の通りだ。
・クイックスタートガイド
・充電用ケーブル(USB-A to USB-C)
・保護ケース
・ストラップ
注目すべきは保護ケースで、これが非常に便利かつ安心して使える。
持ち運びの際はこのケースにいれて、リュックのポケットにしまっている。
レンズと液晶をしっかり保護してくれている。
また、側面に充電ポート用に穴が空いているので、ケースを装着したままで充電が可能だ。
以上の付属品一式で簡単に撮影を開始できる。
Feiyu Pocket 2を実際に使ってみた
ここからはFeiyu Pocket 2を実際に使用していく。
まずは、一般的な動画撮影機能について触れていこう。
まずは電源を入れていく。
電源ボタンを2秒ほど押すことで起動する。
液晶に画面が表示されたら、撮影ボタンを押すことですぐに撮影が可能だ。
設定画面から、各種セッティングが可能となっているが、
基本的な撮影であればデフォルトの状態で問題ない。
広角で撮りたかったり、画質を調整したいなど、
シーンと用途に合わせて設定は弄っていけばよい。
ジンバル搭載の利点を確かめるには、歩きながらの撮影がわかりやすいので検証してみた。
実際に歩きながらのテスト撮影をしたのがこちらの動画だ。
歩きながらFeiyu Pocket 2を普通に握って撮影しているだけなのだが、
画面の揺れがかなり少ない。
歩きながらの撮影が多い、Vlog撮影でも手ブレを減らして、
安定した動画を撮影することができる。
次に走っての動画撮影だ。
走りながらの撮影モードに切り替えて、実際に撮影したのがこちらの動画になっている。
本当に走ってるのかを疑いたくなるくらいに揺れが少ない。
なんなら歩いている時と変わらないのではないかと思うくらいだ。
この点に関しては長らくジンバルを開発してきた、FeiyuTechの技術力の高さを感じた。
次に超広角の130°での撮影を試してみた。
先ほどの動画と比較してより撮影範囲が広くなっている。
旅行先など、より多くの風景や情報を写したいシーンで活用したいモードだ。
なお、撮影した動画をPCで確認する際は、microSDカードを取り出さなくとも、
USB-Cケーブルでパソコンに接続すれば、そのまま動画を読み込んで確認することができる。
また、パソコンとUSB-Cケーブルで接続した状態で、Webカメラとしても活用することが可能だ。
リモート会議の機会が多い僕にとっては、かなり気に入っている機能となっている。
以上が一般的な動画機能の使用感についての紹介だ。
Feiyu Pocket 2のメリット
Feiyu Pocket 2の製品メリットについて紹介していく。
小型かつ軽量なので持ち運びが楽
先述の通り、Feiyu Pocket 2は小型かつ軽量なカメラとなっている。
利点としては持ち運びの快適さも勿論だが、
撮影時に目立たないというのも大きなポイントだ。
屋外で動画撮影する際に、ガチガチの撮影機材だとどうしても目立つ。
Feiyu Pocket 2のような小型のカメラであれば、悪目立ちもせずに撮影に集中できる。
手振れ補正の性能が高い
Feiyu Pocket 2の一番の魅力は、なんと言ってもジンバル性能の高さだろう。
手持ちで動画撮影を行う以上、どうしても手ブレは生じてしまう。
しかしジンバルが搭載されている本機ならば、手ブレを気にせずに撮影することができる。
構図やアングルなどに集中できるので、動画撮影のハードルを大幅に減らしてくれるのでありがたい。
USB-C接続の利便性の高さ
Feiyu Pocket 2がUSB-Cポートを搭載しているのは、個人的にかなり強みだと思う。
PCや充電器との接続製が高いので、非常に扱いやすい。
外出時に専用の充電器を用意したり、無駄なケーブルを持ち歩かなくても済む。
Feiyu Pocket 2の気になる点
Feiyu Pocket 2の気になる点についても触れていく。
ただ、本機に限らない問題である点と、人それぞれの使い方次第では問題にならない点ではあるので、
自分の用途に合わせて参考にしてほしい。
バッテリー交換ができない
Feiyu Pocket 2は本体への充電で稼働する仕様となっている。
そのため、バッテリーを入れ替えることでの長時間撮影などはできない。
また、本体内蔵バッテリーの劣化により稼働時間が短くなることも想定される。
余程本格的な撮影をしないのであれば、稼働時間やバッテリーの劣化は気にしなくてもよいだろうが、
プロライクな撮影を想定しているなら、留意しておくとよいだろう。
液晶がやや小さく感じる
個人的には液晶のサイズは、もう少し大きいとありがたいなと感じた。
ピントが合っているかどうかの確認時に、どうしても判断しづらいシーンが出てくる。
専用のアプリをダウンロードすることで、スマホの画面を撮影用に使用することができるので、
解決は可能だが、気軽さの部分は少し下がってしまう。
まとめ:手軽にVlog撮影したい方にオススメの動画カメラ
最後にFeiyu Pocket 2の使用感についてまとめていこう。
本製品の魅力は、コンパクトなボディながらジンバル搭載なので、
手軽にクオリティの高い動画を撮影できる点だ。
動画撮影を始めたいけど、ガッツリとした撮影機材にハードルの高さを感じるなら、
まずは本製品を使って動画デビューしてみてはどうだろうか。
手ブレを気にせずに動画撮影を楽しむことができる。