
今回は、「HiDock H1(ハイドック エイチワン)」の紹介を行なっていきます!


「HiDock H1」は、生成AI連携の議事録・文字起こし機能を搭載した、多機能なドッキングステーションです。
PCのポートを拡張するだけでなく、ビジネスシーンでの会議や通話の内容をまとめる際の業務効率を向上してくれる製品なので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
- 11-in-1のドッキングステーション
- GPT-4o 搭載 AIが議事録を作成
- 議事録内容から要約の作成も可能
- ワイヤレスイヤホンが付属
- 無料で使えるコンパニオンアプリ
- 118W PD急速充電対応
外観・デザインの紹介
それでは、「HiDock H1」の外観を見ていきましょう!


パッケージは、製品画像がメインの未来感のあるデザインになっています。


箱を開けて中身の確認を行ないます。内容物は以下のとおりです。
- HiDock H1本体
- ワイヤレスイヤホン
- USB-C to Cケーブル
- USB-A to Cケーブル
- 電源アダプター
- 電源ケーブル
- クイックスタートガイド




「HiDock H1」の外観は、一般的なUSBドッキングステーションとは大きく異なったデザインになっています。


ドックの正面には、会議や通話時の操作に利用するコンソールと、スピーカーが並んでいます。
- ノイズキャンセリング調整
- 通話応答
- 録音・ボイスマーク
- 通話終了
- ボリューム調整・再生/停止
- ミュート




本体の右側には、付属のワイヤレスイヤホン用の充電スタンドを装着することが可能です。


左側には、Bluetooth接続用のボタンと、18W給電に対応したUSB-CポートとSD・microSDカード用のスロットが設置されています。


本体の背面には、以下の通りポートが配置されていて、モニターの他にも様々なデバイスを接続することが可能です。
- 電源ポート
- USB-C (100W PD充電)
- HDMI 2.0 (4k@60Hz HDR)
- HDMI 2.0 (4k@60Hz HDR)
- USB-C 3.2 (10Gbps)
- USB-A 3.2 (10Gbps)
- USB-A 3.1 (5Gbps)
- イーサネット(2.5Gbps)




付属のイヤホンは、左右どちらの耳にも装着可能な設計になっています。又、タッチセンサーとボタンが配置されているのでイヤホンからでも「HiDock H1」の操作が可能です。


本製品は、スレートグレーとプラチナグレーの2色が用意されています。
※本記事ではスレートグレーを使用して紹介を行ないます。
HiDock H1の特徴
それでは、AI機能搭載の多機能ドックステーション「HiDock H1」の特徴を紹介していきましょう!
AI連携の文字起こし・要約機能による生産性の向上


「HiDock H1」の一番の魅力は、なんと言っても生成AI(Chat GPT-4o)連携の文字起こしと要約機能の利便性の高さです!


Google MeetやZoomなど主要なビデオ会議ツールに対応しており、マイクとスピーカーに「HiDock H1」を設定すれば、ボタンを押すだけのワンタッチで録音を開始してくれます。


本製品はスマホとBluetooth接続することで、スマホでの通話の録音にも対応しています。


録音した音声データは、専用アプリの「HiNotes」上から簡単に文字起こしと要約を作成することが可能です。


文字起こし機能を使用して驚いたのが、「HiDock H1」が会議中の発言者を識別しており、誰が何を発言したのかが一目でわかるようになっています。


後述のプロプランを契約することで、発言者の名前を一括で編集できるので、複数名の参加者がいる会議も簡単に整理することが可能です!


又、会議中の重要な部分をボイスマークボタンで指定することができるので、あとで発言内容を確認する際に重宝します。


文字起こし機能は57の言語に対応しているので、日本語以外で行なわれる会議や通話でも利用することができます。


さらに驚きなのですが「HiNotes」アプリ上から文字起こしした文章は、ワンクリックで要約を生成することが可能です!
会議や通話内の要点を的確に整理してくれるので、情報をまとめるための作業時間が不要になるので、ビジネスシーンでの生産性が大幅に向上します!


要約の内容もテンプレートが複数用意されているので、会議や通話の目的に合わせて選択することが可能です。


また生成した要約は、TXT、CSV、PDFなど多様な形式で共有が可能で、NotionやGoogleドキュメントでの共同管理も簡単に実施できます。
HiDockシリーズを購入するだけで、「HiNotes」の文字起こしと要約の基本機能を生涯無料で利用することが可能です。追加の料金プランに加入することで機能・テンプレートの数を増やすこともできます。


各プランの詳細は上記の画像や公式サイトを参考にしてみてください。
ビデオ会議を快適にしてくれる機能性の高さ


「HiDock H1」を使用してみて、ビデオ会議を快適にしてくれる機能性の高さも、大きな製品メリットだと感じました。
本製品には、独自の双方向ノイズキャンセリング技術が採用されていて、通話や録音時の音声をクリアにしてくれます。




又、付属のイヤホンは装着感が快適で長時間装着していてもストレスなく使用することができています。


会議が終わったら、ドックに戻すだけで自動で充電が行なわれるので充電のし忘れも防ぐことができます。


正面に配置されたコンソールの操作性も良好で、ボリュームの調整も直感的に行なうことが可能です。


本体に搭載されたスピーカーは内蔵型とは思えない程、音声が聞き取りやすくなっています。
長時間イヤホンを装着するのが苦手な方や、スピーカーで会議参加する方にもオススメの商品です。
多彩なポートに対応した拡張性の高さ


USBドッキングステーションとしての拡張性の高さも「HiDock H1」の大きな魅力になっています!
本製品には多彩なポートが用意されているので、作業環境を大幅に強化することが可能です。


映像出力に関しては、HDMI 2.0ポートが2つ用意されているので、デュアルディスプレイでの利用も可能です。
各種USBポートもデータ転送速度が早いので、外部ストレージを接続する際に重宝します。


個人的に嬉しいのが、SD・microSDカードスロットがアクセスしやすい側面に配置されている点です!


「HiDock H1」は充電性能も高く、PC用に最大100W・スマホ用に最大18W出力のポートも用意されています。


本製品1つで、ビジネスからクリエイティブな作業までこなせる環境を構築できるので、多くの方にオススメのできる製品だと感じています!
また、シングルモニターでの利用であれば廉価モデルの「HiDock H1E」もオススメなので、ぜひチェックしてみてください!
電源内蔵式ではないのでACアダプターが必要


「HiDock H1」の機能と性能面は非常に満足度が高いのですが、1点だけ気になったのが使用するのにACアダプターが必要な点です。
電源内蔵式であれば、ACアダプターを持ち運ぶ必要がなくなるので、自宅やオフィスの行き来が発生する場合でも使用しやすくなるのではないかと思います。勿論、自宅で据え置きで使用するのであれば気にならない点にはなるかと思います。
レビューのまとめ


以上が、AI機能搭載の多機能ドックステーション「HiDock H1」の製品概要と実際の使用感の紹介です。
ドッキングステーションに、AI機による文字起こし・要約機能が搭載されたことで、ビジネスシーンの生産性を大きく向上してくれる製品だと感じています。


- AI連携の文字起こし・要約機能の利便性が高い
- 双方向ノイズキャンセリング技術によるクリアな音質
- ワイヤレスイヤホンが付属する
- 多彩なポートでPCの拡張性が高い
- 専用アプリを無料で使用できる
- 使用にはACアダプターが必要
会議内容をまとめるのが苦手、要約の作成に時間をかけるのがストレスといった方の強い味方になってくれる製品ですので、気になる方はぜひチェックしてみてください!