今回はデスクに後付け可能な、クランプ式の引き出しを紹介をしていく。
ここ最近で机の上に物が増えており、上手く収納できないか考えていた。
そんな中でデスクに引き出しがあれば、もう少し整理できるのではないかと思った。
僕が愛用しているデスクは、以前にサンワダイレクトさんからご提供いただいた、
電動昇降デスク「100-ERD025」だ。
この製品に限らず電動昇降デスクには引き出しがついていないモノが多い。
そこで役立つのが後付け可能な引き出しだ。
中でもクランプ式の製品であれば、工具を使ったり天板に穴を開ける必要がないので、
設置も簡単に行うことができる。
サンワダイレクトさんから後付けの引き出しをご提供いただくことができたので、
製品の紹介と設置方法、使用用途について紹介していこう。
サンワダイレクトのクランプ式引き出しはこんな製品
まず初めに本製品の仕様について紹介していく。
製品名 | クランプ式引き出し 100-KB007/100-KB007W |
設置方法 | クランプ式 |
サイズ | 約 幅62.1 × 奥行:30.4 × 高さ:10/11.5cm(クランプパーツを含む) |
引き出し内寸サイズ | 約 幅:47.8 × 奥行:25 × 高さ:4.85cm |
重量 | 約2.8kg |
耐荷重 | 10kg |
カラー | ブラック / ホワイト |
価格 | 5,480円(税込) |
今回紹介するのは、サンワダイレクトのクランプ式引き出しだ。
クランプ式の利点はネジを使って設置をしないので、
デスクの天板に穴を開けたりといった作業が不要だ。
また、取り外しも簡単で、位置調整なども簡単に行うことができる。
天板に穴を開けるのに抵抗があったり、そういった作業が苦手な方には、
手軽に設置できるのが嬉しいポイントだ。
一般的なデスクはもちろんのこと、電動昇降デスクと合わせて使うのにオススメの製品になっている。
サイズについては表の通りで、横長タイプの製品となっている。
引き出しなので重要なのは引き出し内の内寸だと思うので、
こちらを詳しく説明しておく。
引き出しの収納スペースは、およそ幅:47.8×奥行:25×高さ:4.85cmとなっている。
これがどれくらいのサイズ感かと言うと、
A4の紙を横向きに置いても、奥行と横幅に余裕が残る広さだ。
公式サイトより引用した下記の写真を見てもらうとイメージしやすいだろう。
他にも参考として、13インチのMacBook Airを収納してみた。
写真の通り問題なく収納できており、奥行きは少しの余裕があり、
横幅についてはまだまだスペースに余裕がある状態だ。
また、引き出しの手前にはポケットが4つ付いており、
ちょっとした小物を収納することができる。
全体的に広めのつくりなので収納力はかなり高い。
引き出し自体の重量は約2.8kgとなっている。
プラスチック製なので、そこまで重量は重くない。
耐荷重は10kgとネジ式のものなど比べても、かなりしっかりしている印象だ。
ノートパソコン程度の重量なら、かなり余裕を持って支えることが可能だ。
耐荷重ベースで製品を選ぶなら、かなり優秀な製品と言えるだろう。
カラーについてはブラックとホワイトの2色展開となっている。
使用しているデスクの色味に合わせて選ぶことが可能だ。
価格は5,480円となっている。
サンワダイレクトで購入するのならば、セール期間を活用すればもう少し安く購入が可能だ。
サンワダイレクトのクランプ式引き出しを設置してみた
ここからは実際にクランプ式引き出しの設置を行っていく。
まずは付属品の確認だ。
本製品の付属品は下記の通りとなっている。
・説明書
・引き出し本体
・クランプパーツ×2
・設置用ネジ×5
まずはクランプパーツを、引き出しにネジ止めしていく。
クランプ設置面にはゴム製のクッション材が付いているので、机を傷つけずに設置が可能だ。
ネジ止めできる穴が上下に2つ並んでおり、
選択した穴によって、天板と引き出しの空きスペースを調整することが可能だ。
一般的なデスクであれば、上の空きスペースの少ない方を選んだ方が、
膝に引き出しが当たる心配がないだろう。
一方で電動昇降デスクに設置する際は、下の空きスペースの広くなる方で設置した方がよいだろう。
電動昇降デスクには、通常のデスクにはない骨組みのパーツがあるので、
このパーツとの干渉を避けるためだ。
僕が使っている「100-ERD025」も、スペースの広い方の穴で設置しないと、
骨組みに干渉してしまい設置ができなかった。
作業に戻ろう。
引き出しの横のスライダーの部分に、クランプパーツを固定していく。
ネジ止めすると写真のような状態になる。
この作業を左右それぞれで行えば完成だ。
組み立ては非常に簡単だ。
早速デスクに設置していこう。
クランプ部分のネジを一旦緩めて、間に机の天板を挟み込む。
あとはネジを閉めるだけで、机に引き出しが固定される。
これで無事に設置が完了。
正面から見てみると、電動昇降デスクの骨組みをしっかり避けているのがわかる。
試しに引き出しを引いてみるとスムーズに稼働した。
以上で設置は完了だ。
天板に穴を開けることもなく、簡単に設置することができた。
サンワダイレクトのクランプ式引き出しの活用方法
実際にクランプ式の引き出しを1ヶ月ほど使用し、
3種類の使い方を試してみたので紹介していく。
通常の引き出しとしての活用
まずは一般的な引き出しとしての使用からだ。
机上を整頓するために、使い終わったアイテムを収納している。
MacBookや仕事で使う電卓、他にもメモ帳やカードケースを収納してみた。
引き出しの手前のポケットには、AirPodsやカードリーダーなど、
使う機会の多い小型のアイテムを入れている。
日常的な用途であれば申し分ない収納力と実用性だ。
充電ステーションとしての活用
こちらは少し応用的な使い方になる。
引き出し内に充電ドックやケーブルをまとめることで、
机の上からケーブルを無くすのが目的となっている。
僕の場合は手持ちの5ポート搭載のACアダプターを使っている。
天板と引き出しの間に隙間が空いているので、この隙間にACアダプターの電源ケーブルを通す。
あとは充電用のケーブルを繋いで、デバイスに接続するだけだ。
僕の場合は手持ちのApple製品を繋いで充電している。
机の上のからケーブルを無くすことができて、非常にスッキリしたデスク周りが実現できた。
引き出し内のケーブルを無くすために、置くだけで充電できるタイプの充電器を使うのも良さそうだ。
クラムシェルモードのMacBookの置き場として活用
こちらはMacユーザー向けの使い方になっている。
僕は普段から、MacBook Airをディスプレイに繋いで、
クラムシェルモードで使用している。
その際に閉じた状態のMacBookの置き場が問題になってくる。
机の上に置いておくと作業スペースが狭くなるからだ。
スタンドで立たせてしまうのもありだが、
どうせなら視界に入らない位置に設置できた方が、デスクが広く感じられる。
そこで、このクランプ式の引き出しをMacBookの置き場所にしてみた。
先述のACアダプターと同様に、天板と引き出しの隙間から、
ディスプレイに接続するためのケーブルを通す。
手持ちのディスプレイが、USB-Cケーブルでの映像出力と充電に対応している製品なら、
ケーブル1本で接続が完了するので便利だ。
ケーブルをMacBookに接続すれば、セッティングは完了だ。
僕の場合は先述の充電ステーションの使い方と併用しているので、
デスクにケーブルが一切見えないようになっている。
少し応用的な使い方だが、もしよければ参考にしてみてほしい。
サンワダイレクトのクランプ式引き出しのメリット
改めて本製品のメリットについてまとめてみた。
製品メリット
・クランプ式なので設置が簡単
・収納スペースが広い
・電動昇降デスクにも設置が可能
クランプ式の設置の簡単さは魅力的だ。
ネジ固定の場合はどうしても作業が増えるし、付け外しも簡単には行えない。
手軽に引き出しを後付けしたいなら、クランプ式を選ぶべきだろう。
本製品は収納スペースが広く、ノートパソコンも収納できるのはありがたい。
広さを生かして様々な活用ができるので実用性も高い。
また、電動昇降デスクでの使用にも対応しているのもメリットのひとつだ。
まとめ:デスクに簡単に引き出しを後付けしたい人にオススメ
以上がサンワダイレクトのクランプ式引き出しの紹介だ。
設置が簡単で収納力も申し分ない、実用性の高い製品になっている。
デスク周りの収納スペースを増やしたいと言う方に、ぜひ活用してほしい。