2019年の10月末に突如発表された、AirPods Pro。
発売後から品薄が続いており、これから購入したり、製品の到着待ちの方も多いと思います。
2022年9月には最新モデルの「AirPods Pro 2」も発売されました。
そこで合わせてチェックしてほしいのが、AppleCare + for ヘッドフォンです。
加入することで、様々な修理・交換サービスを利用できるようになります。
先に結論を言ってしまうと、間違いなく加入した方が良いと考えています。
AirPods Proの購入時に、合わせてAppleCare + for ヘッドフォンの加入費用の4600円(税込)が払えるならば、間違いなく入るべきです。
損傷の保証や修理サービスだけであれば、取り扱いに注意すれば加入せずとも大丈夫だろうと思う方も多いと思います。
大事なのは、AppleCare + for ヘッドフォンの最大のメリットはバッテリーを無料で交換できる点です。
損傷については、取り扱いを注意すればある程度は防げます。
しかし、バッテリーの劣化については、AirPods Proを使い続ける以上は防ぐことができません。
AirPods Proを長く使いたいと考えているならば、ぜひこの点を意識しつつチェックしてみてください。
また、AirPods Proに限らず、2021年10月に発売されたAirPods 3など、
Proモデルでない機種の購入を検討してる方にも参考にしてみてください!
AirPods Proと合わせて購入したいアイテムも紹介中↓
「AppleCare + for ヘッドフォン」とは?
MacやiPadなどを購入したことがある人なら、購入時に「AppleCare +」を勧められたことがあると思います。
過去にApple製品を買ったがことがなく、iPhoneも大手通信会社などのキャリアで購入している方は、ひょっとすると聞き馴染みのないサービス名かもしれません。
「AppleCare +」とは、Apple公式の有料の保証サービスです。
Apple製品は基本的に、購入から1年以内であれば無料で保証サービスを受けることが可能です。
「AppleCare +」はその保証期間を1年延長し、トータルで2年間の保証を受けることができます。
また、「AppleCare +」に加入すると、過失や事故による損傷や、バッテリーの劣化時に特別な価格で修理サービスを受けることができるようになります。
長くApple製品を使いたい人であれば、加入することで安心を得ることができます。
AppleCare + for ヘッドフォンは、AirPods ProをはじめとしたAirPodsシリーズや、Beatsのイヤフォン・ヘッドフォンを対象とした有料の保証サービスです。
AirPods Proの購入時に追加で、4,600円(税込)を支払うことで加入することができます。
もちろんAirPods Proだけでなく通常のAirPodsや、beatsなどのApple製のイヤホンを購入する人であれば全員にオススメです!
「AppleCare + for ヘッドフォン」の保証範囲をご紹介
AppleCare + for ヘッドフォンで、受けることのできる保証の範囲は下記のとおりです。
AirPods、Beatsイヤフォン、Beatsヘッドフォン本体
保証の対象となる範囲だが、当然のことながらイヤフォン・ヘッドフォンの本体が対象に含まれています。
外で使うことも多く、ほぼ毎日装着する人がほとんどだと思うので、ちょっとした不注意や事故により損傷や故障が発生する可能性は低くはありません。
安心して長期利用したいなら、AppleCare + for ヘッドフォンに加入した方がよいでしょう。
付属のUSB充電ケーブル
意外と知られていないのがAppleCare +は本体以外に、購入した際の付属品も保証の対象となる点です。
本体と同梱されるLightning(ライトニング)ケーブルなどは、使っているうちに断線してしまうことも多いので、保証の対象に含まれるのはありがたいですね。
もし、断線してしまったなら、一度Appleに問い合わせて保証を受けることをオススメします。
バッテリー
個人的にAppleCare + for ヘッドフォンへの加入をオススメする一番の理由が、バッテリーの交換対応を受けることができる点です。
AppleCare+ for ヘッドフォンに加入していれば、AirPod または充電ケースのバッテリーの蓄電量が本来の80%未満に劣化した場合は、そのバッテリーを無償で交換してもらえます。
通常であれば、劣化によるバッテリー交換は有償サービスなのですが、AppleCare+ for ヘッドフォンに加入すれば無償でサービスを受けることができます。
下記の表にまとめるが、加入・未加入でこれだけ料金の差が発生します。
AppleCare+加入時と、未加入時のバッテリー交換価格の比較表
AppleCare+ の保証対象 | バッテリーサービス料金 | |
AirPods (全モデル) | 0 円 | 7,500 円 (片方) |
Charging Case、Wireless Charging Case (全モデル) |
0 円 | 7,500 円 |
もし仮に、AppleCare+に未加入でAirPodsの両耳と、チャージングケースのバッテリー交換を行う場合は、22,500円(税別)が費用として発生します。
対して、AppleCare+ for ヘッドフォンへの加入費用が4,600円(税別)なので、2年以内に片耳でもいいのでバッテリー交換をすれば元が取れる計算になります。
僕は初代のAirPodsも利用していましたが、経験上1年半を超えたくらいでバッテリーの劣化により、充電切れが早くなる傾向を感じました。
なので、1年半のタイミングでAirPods Proの両耳とチャージグケースのバッテリーを交換すれば、あともう1年半は万全の状態で使い続けることが可能になります。
最初に少し費用を払うだけで、製品寿命が実質倍になるのだから入らない理由はないと考えています。
もちろんそれまでに最新の機種が発売される可能性もあります。
ただ、その際はバッテリー交換したAirPodsProであれば、メルカリやヤフオクでの売値もある程度の値段になります。
それを元手に最新機種に格安で移行することもできるので、資産価値をキープする意味での加入も有りなのではないでしょうか。
過失や事故による損傷に対する修理などのサービス
保証範囲については、最後に過失や事故による損傷に対する保証についても説明していきます。
AirPods (片方または両方) や充電ケースが破損した場合は、AppleCare+ for ヘッドフォンに加入していれば特別料金でサービスを受けることができる。
こちらも表にまとめたので解説をしていこう。
AppleCare+加入時と、未加入時の修理費用の比較表 AirPods Proの場合
AppleCare+ サービス料 | 保証対象外修理サービス料金 | |
AirPods Pro | 3,700 円 | 14,400 円 (片方) |
Wireless Charging Case for AirPods Pro |
3,700 円 | 15,800 円 |
AppleCare+加入時と、未加入時の修理費用の比較表 AirPodsの場合
AppleCare+ サービス料 | 保証対象外修理サービス料金 | |
AirPods | 3,700 円 | 10,800 円 (片方) |
Charging Case | 3,700 円 | 9,000円 |
Wireless Charging Case | 3,700 円 | 12,000 円 |
ご覧の通り、AirPods Proと通常のAirPodsいずれも、未加入時よりも安く修理サービスを受けることが可能です。
バッテリー同様、1回でも修理サービスを受ければ元が取れるので、修理の観点からも加入がオススメとなります。
「AppleCare + for ヘッドフォン」の加入方法は?
ここまでの内容で、加入のメリットを紹介させていただきました。
続いて加入の方法についても紹介を行っていきたいと思います。
まず基本情報として、AppleCare + for ヘッドフォンは、商品の購入時と、商品の購入から30日以内が加入できるタイミングになっています。
また、オンライン通販と店頭購入で加入のフローが異なるので軽く触れておきます
オンラインショッピングの場合
Appleの公式サイトやAmazonで購入する際は、Air Podsをカートに入れる前後で、「AppleCare + for ヘッドフォン」の購入についてレコメンドがあるので、これらをカートに追加して購入することで自動的に保証が付与されます。
Appleの公式サイトでは、カートに製品を入れた状態で購入に進むと、AppleCare + for ヘッドフォンの購入ボタンが出てきます。
Amazonの場合は、商品ページのカート下に、保護プランの追加という項目が表示されています。
項目内のAppleCare+ for Headphones – AirPods Proのチェックボックスを選択します。
あとはそのままAirPods Proを購入すれば自動的に加入が完了するようになっています。
・店頭の場合
AppleStoreや家電量販店で購入の際は、店員さんにAppleCare + for ヘッドフォンに加入したい旨を伝えれば、お会計時に加入手続きも含めて対応してもらうことができます。
・購入のタイミングで加入できなかった場合は?
もうすでにAirPods Pronを購入して使っているが、後からAppleCare + for ヘッドフォンに加入したい場合について。
もし、AirPods Proの購入から30日以内であれば、Apple Storeの店頭か電話でのお問い合わせで加入することが可能です。
かく言う僕も、後からAppleCare + for ヘッドフォンのメリットに気づいて慌てて加入しました。
僕の場合は、生活圏内にApple Storeが有ったので店頭にて加入手続きを済ますことにしました。
・店頭で加入手続きをする場合
下記の2点について注意が必要です。
・混雑時は待ち時間が発生するので、事前に来店予約を済ませておきましょう。
・自分のAirPodsのシリアルコードは控えておきましょう
特に後者が忘れがちだが重要です。
シリアルコードを元に保証の付与がされるので、事前に調べてから店頭に向かうとよいでしょう。
シリアルコードは、AirPodsの化粧箱と充電ケースの内側に記載されています。
充電ケースの内側は、文字が細かすぎるので化粧箱を確認する方がおススメです。
僕の時はシリアルコードを控えておらず、AppleStoreのお兄さんがその場でケースの内側のシリアルを見え辛そうに確認していたので、この記事を読んだ方は迷惑をかけないように事前に確認しておきましょう。
・電話で加入手続きをする場合
近隣にAppleStoreがない、店舗に行くのは面倒という場合は、下記の番号にお問い合わせすることで加入できます。
こちらも事前にシリアルコードは確認しておくとよいでしょう。
Tel:
0120-277-535
通話可能時間:
平日、土曜日の9時から21時
「AppleCare + for ヘッドフォン」は本当に必要?
この記事の冒頭と繰り返しになるが、AppleCare + for ヘッドフォンの加入費用が払えるならば、間違いなく入るべきです。
損傷の保証や修理サービスであれば、取り扱いに注意すれば大丈夫だろうと僕も思います。
大事なのは、AppleCare + for ヘッドフォンの最大のメリットはバッテリーを無料で交換できる点です。
損傷については、取り扱いを注意すればある程度は防げます。
しかし、バッテリーの劣化については、AirPods Proを使い続ける以上は防ぐことができません。
AirPods Pro自体がそこそこ高価なので、どうせなら使い倒すべき製品だと僕は考えています。
なので、少しでも長くAirPods Proを使うためにAppleCare + for ヘッドフォンの加入をおススメさせていただきます。
「AppleCare + for ヘッドフォン」のまとめ
以上が、「AppleCare + for ヘッドフォン」についてのご紹介です。
要点をまとめると。
「AppleCare + for ヘッドフォン」はApple製のイヤホンの購入時か、購入してから30日以内であれば、オンラインや店頭で加入ができます。
加入にかかる費用は、4,600円(税込)です。
加入すると、2年以内であれば無償のバッテリー交換サービスや、特別価格での修理サービスを受けることができます。
その他にAirPods Proと合わせて買いたいアイテムの紹介
個別の記事でも紹介をしています。
最後に、AirPodsを購入する際に合わせて購入すべきアイテムをご紹介します。
特に大事なのがケースです、AirPods Proは今でこそ持っている人が極端に多くはないが、供給が安定すると多くの人が持ち歩くようになります。
職場などで、どれが自分のAirPods Proかわからなくなる場合があるかもしれません。
本体の保護はもちろんのこと、目印としてもケースの装着をオススメします。
特にオススメなのがこちら↓
紹介記事はこちら↓
また、ケースについてはカラビナ付きを個人的にはオススメします。
紛失はAppleCare +の保証外なので、AirPods Proを落としてしまったらそれで最後です。
ポッケに放り込むのでなく、しっかりと定位置を用意することで紛失のリスクを減らしましょう。
無印AirPods利用時にカラビナケースを使っていた際の記事↓
もう一つオススメなのが、ケースに埃やゴミが溜まるのを防ぐダストカバーです。
AirPodsのケースは、イヤホンの取り出しの度に開閉するのでゴミが溜まりやすい。
ゴミが溜まると視覚的にも汚いし、不衛生です。
そこでこのダストカバーを装着すれば、汚れが溜まってもカバーを交換すれば綺麗な状態を維持できます。
もしAirPodsが不要になり、メルカリなどで出品する際も綺麗な状態で売りに出すことができます。
Apple製品のリセールバリューの高さを維持することが可能です。