仕事で長時間マウスを使用していると、どうしても手首の負担が気になりませんか?
僕自身も負担を減らすために、様々なリストレストを試してきたのですが、マウス用の製品で「これだ!」と言える物に出会えずにいました。
そんな中で見つけたのが、可動式のリストレスト「Carpio2.0」です。リストレストごとマウスを動かすことができる珍しい製品になります。
長時間マウスを使って作業する方は、ぜひチェックしてみてください!
Carpio2.0 レビュー
それでは「Carpio2.0」の紹介を行なっていきましょう!
製品の概要と特徴
「Carpio2.0」は人間工学に基づいた設計により、マウスを使った長時間作業による手首の痛み・肩や腕の負担を減らしてくれる「可動式のリストレスト」です。
リストレストといえば、デスク上に固定して使用するイメージが強いかと思いますが、本製品はマウスの動きに合わせて滑らせて使うのが特徴になっています。
海外のスタートアップ企業発の製品で、日本国内では正規代理店のLong Fieldがクラウドファンディングを実施、目標金額の1000%超えを達成していて多くの方から支持されています。
現在は、一般販売が開始されており、同社の公式サイトから購入することができます。
カラーは、ブラック・グレー・ホワイトの3色。サイズはSとLの2サイズ。それぞれに右利き・左利き用があるため、全部で12通りの中から自分に合ったモノを選ぶことができます。
※サイズやカラーを選ぶ際は正規代理店Long Fieldの公式ストアでの購入がおすすめです。
開封と外観の紹介
まずはパッケージから見ていきます。
製品のイメージ画像が載ったシンプルなデザインになっています。
「Carpio2.0」を取り出そうと紐の部分を引っ張ると、使い方の記載されたマニュアルが一緒に飛び出すようになっています。こういった遊び心のあるギミックはワクワクしますね!
次に、付属品についても確認していきましょう。
付属品は下記の通りです。
・収納ポーチ
・ステッカー
本体の外観を見ていきましょう!
一般的なリストレストと比べて、かなり特徴的な形状になっています。
天面には特に印字もなく、中心部に中抜きされたロゴがあるだけで、かなりミニマルなデザインです。
シリコン素材が使われていて、見た目と質感はともに光沢がないマットな仕上がりです。
次に底面を見ていきます。
底面には、デスクやマウスパット上での滑りをよくするために、PTFE(テフロン)という素材が使われています。天面とは逆にツヤツヤとしています。
Carpio2.0を実際に使用してみた
「Carpio2.0」のサイズの選び方と、デバイスごとの使用感について紹介をしていきます!
サイズの選び方について
「Carpio2.0」は、Sサイズ・Lサイズから自分の手の大きさに合った物を選びます。
製品ページにも記載があるのですが、手のひらの上にクレジットカードを載せてサイズを計測していきます。
カードよりも手のひらの幅が狭い場合はSサイズ、カードよりも幅が広い場合はLサイズが推奨サイズとなるようです。
僕の場合は、カードよりも手のひらの方が狭かったのでSサイズを選びました。
Sサイズを選んだ結果、ジャストサイズで手にフィットしています。参考までにSサイズの「Carpio2.0」を手のひらに乗せた写真を掲載するので参考にしてみてください。
マウスでの使用感について
それでは「Carpio2.0」を実際に使用していきたいと思います!
使い方はシンプルで、マウスを握った手首の下に「Carpio2.0」を置いて使用します。
シリコン素材が使われているため、硬すぎず・柔らかすぎずの絶妙なバランス感で手にとても馴染みます。
試しにマウスを動かしてみると、、、
マウスの動きに合わせて、「Carpio2.0」が追いかけるようにデスクの上を滑っていきます!
滑りも非常に滑らかで、マウスの操作を妨げることなく快適に使用することができます。
固定式のリストレストを使っていると、手首との設置面の摩擦が気になっていました。手首の位置や反り方にも違和感がありました。
「Carpio2.0」であれば、その点についても気にせずに快適に使用できています。
実際に長時間使用してみましたが、手首の負担も少なくリストレストとしての性能も優秀な製品だと感じます。
トラックボールでの使用感について
「Carpio2.0」を、トラックボールと組み合わせた際の使用感についても紹介していきます。
トラックボールは、マウスと異なりデスクの上に固定して使用するアイテムです。
それだと、一緒に使用して意味があるの?と思われるかもしれませんが、結論を先に言うととても快適です!!
トラックボールを操作する際に、親指を使ってボールを転がします。今まで気づかなかったんですが、その際に手首も細かく動いていたんです。
「Carpio2.0」であれば、この細かい動きにも対応してくれるので、快適な操作性を維持することができます。もちろん手首を休ませる置き場所としての快適さもあります。
本来の製品の良さを活かす使い方ではないものの、個人的にはこの組み合わせがとても気に入っています!
キーボードでの使用感について
「Carpio2.0」は、キーボード用のリストレストとしても活用することができます。
その際は、右手用と左手用を1つずつ購入して使用することになります。
キーボードでタイピングを行なう際に、打ちたいキーの位置に合わせて手のポジションを変えますよね?「Carpio2.0」ならこの動きにも対応してくれます。
あと僕がいいなと思ったのが、腕時計がリストレストと接触しない点です。装着した状態で快適にタイピングすることができます。
一般的なリストレストよりも省スペースなので、持ち運び用のキーボード用リストレストとしても使用することができます。
Carpio2.0の良いところ
「Carpio2.0」を実際に使用して感じた良いところをまとめていきます。
ミニマルでシンプルなデザイン
「Carpio2.0」は、一般的なリストリストと比べてサイズがコンパクトです。
机の上に置いた際に省スペースですし、見た目もミニマルなのでデスクの上がスッキリします。
軽量なので持ち運びにも適しており、実用性とデザイン性を兼ね備えた製品です。
手首のフィット感が抜群
「Carpio2.0」は、手首とのフィット感の良さも製品の大きな魅力となっています。
シリコン素材が使われているため、しっかりと手に馴染みますし、長時間使用していても手首の負担を減らしてくれます。
通常の固定式のリストレストは、手首を置くだけという感覚ですが、「Carpio2.0」は手首を包み込んでくれるように感じます。
マウスの操作性を損なわない
「Carpio2.0」は、マウスと一緒に動かして使うので、リストレスの位置を気にせずに操作を行なうことができます。
滑りもなめらかなので、ストレスなくマウスを使用することができます。
可動式リストレストならではの操作性の高さは、大きな製品のメリットになっています。
Carpio2.0の気になるところ
使用感については満足していますが「Carpio2.0」の気になる点についても触れておきます。
購入前に試せる機会がない
「Carpio2.0」は、SサイズとLサイズの2種類から選ぶ形になります。クレジットカードを使用して、サイズの判断をすることができますが、やはり実物に触れずに購入するとなると少し心配です。
できれば、実際に自分の手に合わせて使用できる機会・店舗があればよいなと感じました。
まとめ
以上が、「Carpio2.0」の製品概要と実際の使用感の紹介です。
可動式リストレストという、これまで体験したことのなかった製品でしたが、実際に使用してみるととても実用性の高い製品でした。
個人的にデザインも非常に好みなので、愛着を持って長く使用していきたいと思います!
テレワークなどで、長時間のマウス操作を行なう人には、ぜひチェックしてみてほしい製品です。