ここ最近キャッシュレスを意識するようになってから、財布の中のカードも精査され、
必要最低限で最適な構成がようやく型にハマってきた。
その中で、財布の大きさ自体もさらに小さくても良いのではないかと思い始めた。
そこで今回ご紹介するのは、「PRESSo」という財布だ。
もう少し小さな財布が欲しいなと思い始めた際に、僕がよく記事を読んでいるブロガーさんが、
プレリーギンザとコラボした財布をプロデュースするという内容の記事を見つけた。
その記事の内容と財布のコンセプトを読んでいくうちに、僕は完全にこの財布の虜になっていた。
僕のイメージするキャッシュレス時代のミニマルな財布としての役割を、この「PRESSo」は、
兼ね備えていたのだ。
記事を読み終えた僕は、この財布のクラウドファンディングの企画に賛同し、
「PRESSo」を手にいれることとなった。
ミニマルなコンセプトを追求した財布「PRESSo」
早速、外観を見ていこう。
「PRESSo」は使われている革の素材で2種類、それぞれの革の色が各3色と4色(その他に限定の追加カラーも存在します)と、合計7種類のモデルが存在している。
僕が購入したのは、熟成レザーを使用したモデルの、「モカ」のカラーだ。
普段持ち歩く小物の色と統一性が高いと思い、この色をチョイスしてみた。
「PRESSo」のサイズについてだが、コンパクトな財布を謳い文句どおり、
非常に小さい。
Iphone8と比較してみると、どれほどコンパクトなのかが伝わるだろうか。
また財布自体の厚さも、7mmと非常に薄い。
カード・紙幣・お札を詰めた状態でも、下記のようにiphoneの厚さと同程度となる。
この薄さでありながら、カード6枚と硬貨・紙幣を収納することができる。
薄さと収納力のバランスの良さに、このプロダクトへのこだわりを感じることができる。
「PRESSo」を開いてみると、この財布が一枚の革で構成されているのがわかる。
写真のようにペタッと広げてみると、改めてその薄さに驚く。
内側を見ていこう。
内側にカード収納スペースが3箇所設けられており、それぞれ2枚のカードが収まるようになっている。しかし、使い始めはまだ革が硬いので6枚をいきなりしまおうとすると、本体がしっかりと閉じれない状態になる。
焦らずに、1箇所のポケットに徐々にしまうカードを増やして、革を慣らしていくのが「PRESSo」本体に負担をかけずにすむので、ゆっくりと自分仕様にしあげていこう。
次に、本体の中央部にある小銭の収納スペースを見てみよう。
ポケット状のスペースに、小銭を挟み込むようなかたちでしまう設計になっている。
覆いかぶさるように蓋の役割を果たす、ベロのような部分があることで、小銭が漏れ出てしまうのを防ぐことができる。
実用性にもこだわった、細かい配慮がゆき届いているのを感じる。
しかし、あくまでもこの財布のコンセプトは、キャッシュレスを想定したミニマルな財布なので、
収納できる小銭の枚数はかなり限られる。
実際に使用している経験上から、現金で支払いを行う際のお釣りの収納としては1会計が限界だなと感じる。あくまで一時的な避難場所としての立ち位置となっている。
発生する小銭の量によっては、収納しきれずポケットにしまうようなシチュエーションも多々ある。
なので、別途小銭いれを持ち歩くほうが、健全的な金銭管理ができそうだが、持ち物が多くなってしまう点は少し本末転倒に感じてしまう部分もある。
このあたりは、各々実際に使用してみて必要性を感じたら、小銭入れとの合わせ持ちを検討してみてはいかがだろうか。
そして、最後にお札の収納スペースだが、スペースというよりは、お札を挟み込むポケットがついているという認識が適切だろう。
もちろん、そのままお札をしまうのは財布のサイズ的に不可能なので、お札を折る必要が出てくる。基本的に三つ折りにすれば、財布本体からはみ出ることなくお札をしまうことができる。
しかし、お札を完全に挟み込んでしまうと、本体の薄さもあり少し取り出しがしにくく感じる。
そんな中、実際に「PRESSo」を使用している方の運用として、三つ折りのお札の一片だけを挟んで、
財布を閉じるという運用が非常に参考になったので、僕自身もその運用をマネしている。
こうすることで、取り出したいお札だけをピンポイントで引き抜くことができるので、お札で会計する際の動作がかなりスムーズになった。
以上が、「PRESSo」の紹介となる。
「PRESSo」を半年つかってみての感想
僕が「PRESSo」を使い始めて約半年が経ったので、現在の使用状況や感想についてまとめてみた。
現在の運用についてだが、僕は「PRESSo」以外に、もう一つ財布を持ち歩いている。
過去に記事でも紹介したことのある、Abrasusの「薄い財布」だ。
なぜ二つの財布を持ち歩いているかというと、やはり小銭やお札の収納力に限界を感じているからだ。
この点については、「PRESSo」が悪いということではなく、未だに自分の周りで現金でないと決済のできない場面が多いのが原因だ。
Pay PayやLINE Payなど、QRコード決済も普及したことで、コンビニでの決済は問題ないのだが、ランチで個人経営のお店を利用する際には、やはり現金が必要となる。
また、会社や友人との飲み会での支払いにも、現金を使うシチュエーションが多々出てくる。
同席者がPay PayやLINE Payを利用していれば、割り勘時の清算もしやすいのだが、皆が皆これらのサービスを利用しているわけではないので、現金でのやり取りが主流となっているのが現状だ。
以上のように、現金決済の機会が思った以上に多く発生することから、一定金額の紙幣と硬貨をAbrasusの薄い財布に準備した状態で、鞄に仕込んでおくスタイルが定着したかたちとなる。
基本的な個人の会計は、「PRESSo」に格納したカードや、Apple payで済ますので出番はかなり少ないが、いざという時の保険として持ち歩くようにしている。
「PRESSo」自体の使用感としては、財布のデザインと質感については、所有感を大いに満たしてくれるので、お気に入りのアイテムになっている。
僕の持ち歩く小物とのデザインの統一感もとれているので、これらを眺めているだけでも気分が高揚してくる。革の経年劣化によってよりオリジナリティのある変化を味わえる点も革製品ならではの楽しみ方だ。
実用面については先述の通り、割り切りが必要にはなってくるので使い手を選ぶアイテムになると思う。
僕自身としては、トータルの評価としてはこの「PRESSo」を気に入っているので、
この財布をメインとして使い続けようと考えている。
もしこの記事を読んで、この製品のコンセプトに共感を覚えたらならぜひ購入をしてみてはいかがだろうか?
実は、今回ご紹介した「PRESSo」の相棒とも言える、小銭入れが登場している。
「CHIP」という名の小銭入れだ。
「PRESSo」の運用課題である、小銭の収納について解決をしてくれるアイテムなので、ぜひこちらも合わせてチェックすることをおススメする。
チップの紹介記事はこちら↓