ここ最近街を歩いていたり、撮影イベントに参加した際に、
SONYのミラーレス一眼「α7」シリーズを持っている人を多く見かけるようになった。
そこで本日は、「α7」シリーズを所有している方や、購入を検討している方に、
僕の持っているレンズの中から、お散歩や旅行などのスナップ撮影にオススメのレンズを紹介する。
SAMYANG 35mm 単焦点レンズは軽くて「α7」シリーズとの相性抜群
僕自身は「α7ⅱ」をメインのカメラとして愛用しており、毎日リュックの中にいれて持ち歩いている。その際に常に装着しているレンズが、今回ご紹介する「SAMYANG 単焦点広角レンズ AF 35mm F2.8 FE」だ。
僕は他にも、TAMRONの28-75mmのF2.8のズームレンスや、カールツァイスの55mm F1.8の単焦点レンズを持っているが、撮りたいものが明確でない場合はSAMYANG 35mmを着けっぱなしにしている。
オススメする理由と、こんな人に合うではないかという、僕なりの考え方をまとめてみた。
こんな人にオススメ
・スナップ用になるべく軽量なレンズが欲しい
・安価で35mmの画角の単焦点が欲しい
シンプルな理由だが、上記に当てはまるレンズを探しているなら検討してみてはいかがだろうか。
SAMYANG 35mm F2.8は重さ85gと軽い
カメラを常に持ち歩く僕にとって、カメラとレンズの重量は重要なポイントだ。
そこまで体格が良い方ではないのと、他にもMacなどのガジェットを持ち歩くため、大口径のレンズを複数本持ち歩いたりするのは体力的にも厳しい。
そこで軽量かつ、幅広いシチュエーションに対応できてる画角のレンズを探し始めたのだが、
その際に注目したのがこのレンズだ。
画角は35mmとのことで広角よりかつ、F2.8とそこそこに明るい単焦点レンズだ。
なによりも注目すべきは、その軽さだ。重量約85gと非常に軽量だ。
α7シリーズに装着すると、それぞれの軽量さが合わさり持ち歩きに最適な組み合わせとなる。
SAMYANG 35mm F2.8は値段もお手頃
「α7」シリーズには、SONYからカールツァイスの35mm F2.8レンズが用意されている。
今回紹介するSAMYANGのレンズと同じ画角と明るさだ。
なぜ僕が、SONY製ではなくSAMYANG製を選んだのか。
その理由は価格だ。
SONYのカールツァイスのレンズの定価が7万6千円+消費税に対して、
SAAMYANGのレンズは税込で3万5千円程度で購入が可能だ。
元々35mmの画角の単焦点については、どれくらいの頻度で使うのかなど、
明確に定まっていたわけではないので、カールツァイスをいきなり買うよりは、
まずお試しでSAMYANGを購入してみた。
SAMYANG 35mm F2.8の使用感について
結論から言うと、このレンズについては非常に満足しており、
お出かけの際はレンズキャップ代わりに、だいたいこのレンズを装着している。
オススメした理由の通り、軽量なのでリュックに入れた際や、首から下げた際のストレスがなく非常に軽快にカメラを持ち歩けている。
また、レンズ自体が比較的安価なので、もちろん丁寧に扱ってはいるが、
多少乱雑な扱いでもいいだろうという心理的安全性が働き、いろいろな場面にこのレンズを持ち出している。
ちなみにレンズの付属品として、ソフトケースがついてくるのだが、このケースがなかなか良くできていて、他のレンズをカメラに装着している日でもこの中にしまってリュックの中に放り込んでいる。
性能に基づく使用感についてだが、僕自身がカールツァイスのレンズを保持していないので、
比較をすることはできないが、このレンズの性能で不便や不満を感じたことはない。
AF自体を特別遅いと感じたことはなく、瞳AFにも対応しているので、
ちょっとした撮影チャンスにも対応が可能だ。
風景、ブツ撮り、人撮りといった一通りの撮影をこのレンズで経験したが、いずれもそつなくこなせている。
写りや解像感についてだが、こちらについも特に不満がない。
それどころか、この価格でこれだけ解像するのであれば十分というのが正直なところだ。
このあとに実際の撮影サンプルを掲載するが、あらためてこのレンズの汎用性を感じる。
このレンズの気になる点があるとすれば、ややAFの際の駆動音が大きい点だ。
しかし、動画撮影の用途でなければ特段撮影に影響はしないので、個人的に問題を感じていない。
以上が、このレンズを使ってみての所感だ。
もし、「α7」用に軽量なレンズを探しているのであれば、SAMYANGのレンズについても検討してみてはいかがだろうか。
なんと同シリーズの24mm F2.8が発売されました、こちらもスナップ向きな画角なので、ぜひチェックしてみてください。
SAMYANG 35mm F2.8の実写レビュー
35mmの画角と軽量さがあいまり、町歩きスナップにも最適だ。
露出をアンダー気味に撮影した際の色乗りがエモい。
AFも特に遅くはないので、ここぞという時にすぐ撮影が可能だ。
ブツ撮りにも対応できるので、汎用性が高い。
被写体に寄れるので、テーブルフォトなどにも活躍しそうだ。