テレワークにオススメのアイテム・ガジェット紹介も第4回目となる。
今回はテレワークにオススメしたい、電動昇降デスクを紹介していく。
テレワークに移行したことで、肩こりや首・腰の痛みに悩んでいる人も多いのではないだろうか。
長時間の座り仕事を続けていると、心身ともに負担が大きい。
電動昇降デスクは、ボタンを押すだけで机の高さを調整できるので、簡単に立ち仕事に移行ができる。
立ち仕事には、姿勢改善や集中力の向上などの効果があると言われている。
電動昇降デスクは、生産性と健康管理の向上が見込める、テレワーク環境のアップデートに最適な製品と言えるだろう。
本記事では、テレワークに最適なサンワダイレクトの電動昇降デスク「100-ERD025」をご提供いただいたので、製品の紹介と使用感をまとめさせていただく。
サンワダイレクトの電動昇降デスク「100-ERD025」の紹介
PC周辺機器やデスク周りの製品で、サンワダイレクトの名前を見聞きしている人が多いと思う。
今回紹介する電動昇降デスク「100-ERD025」は、同社の扱うデスクの中でもテレワークにオススメの製品となっている。
本製品は天板と電動昇降脚がセットになっているので、購入して組み立てればすぐに使用できる。
まず初めに製品の主要なスペックについて紹介していこう。
幅 | 120cm |
奥行き | 51cm |
高さ | 73cm~123cm |
本体重量 | 29.15kg |
対荷重 | 50kg |
高さ登録機能 | 有り 高さを4つまで登録可能 |
衝突検知機能 | 有り 3段階の感度調整と機能OFFを選択できる |
カラー | ブラウン、ホワイト |
価格 | 39,800円 ※クーポンやセールによる割引あり |
サイズ・重量について
まず、デスクにおいて重要な天板のサイズについてだが、本製品は幅120cmに対して奥行きが51cmとなっている。
奥行きを短くすることで省スペース化し、自宅の部屋に設置がしやすくなっている。
1Rや1Kの部屋でテレワークをすると、どうしても作業スペースと生活空間が一体化してしまう。
奥行きが短いことで、少しでも部屋の動線を広く確保できるのは本製品の特徴と言えるだろう。
幅については120cmあるので、一般的なPC作業には十分な面積だ。
また、天板の厚さは1.8cmとなっており、モニターアームなどクランプ式の製品とも相性がよい。
重量については、電動昇降デスクの宿命として通常のデスクよりも重くなっている。
高さ調整機能について
次に電動昇降デスクならではの、高さの調整幅について触れていこう。
本製品では、デスクの高さを73cm~123cmの範囲で調整可能だ。
この調整幅であれば、様々な身長の方が座り仕事と立ち仕事を切り替えて使用することができるだろう。
ボタンを押すだけで、デスクに内蔵されたモーターが稼働し簡単に高さを変更することができる。
ガス式やハンドルの手動操作式と違い、力を加えて調整する必要がないので操作が圧倒的に楽だ。
また、デスクの高さを4つまで登録することのできる機能が搭載されており、ボタンを一度押すだけで自動的に高さを調整してくれる。
座って作業する際の高さ、立って作業する際の高さに加えて、残り2つの高さを登録できるので実用性も十分だ。
安全面について
本製品の安全面についても紹介しておく。
まず耐荷重についてだが、天板は50kg、昇降荷重についても50kgまで耐えることができる。
50kgあれば、ノートPCやモニターを設置してもまだまだ余裕がある。
一般的な用途であれば、耐荷重についての問題はないだろう。
次に衝突検知機能について触れておこう。
本製品には昇降時に椅子の肘掛けやラックなど、障害物と接触した際に昇降を中断して逆方向に戻る検知機能が搭載されている。
この機能が搭載されていない製品だと、無理矢理昇降を続けてしまい、デスク本体や接触物の破損に繋がる恐れがある。
人が使用する以上は、どうしても不注意によるトラブルが起こる可能性がある。
デスク本体に安全を考慮した機能が搭載されているのは心強い。
検知機能については、公式のYoutubeチャンネルに検証動画が掲載されてるので参考にしてほしい。
カラーについて
本製品は、ブラウンとホワイトの2色展開となっている。
PCとその周辺機器の色に合わせて、統一感のある色を選択できる。
今回の記事ではホワイトのカラーを扱っている。
価格について
価格についてだが、サンワダイレクト公式の取扱価格は39,800円となっている。
・天板と昇降脚がセットになっており、天板のサイズも既製品では見かけない、本来であれば別注するようなサイズであること。
・高さの登録機能と、衝突検知機能を搭載している。
上記に加えて、国内メーカー製の安心感を踏まえると性能に対しての価格のコスパはかなり高いと言えるだろう。
なおサンワダイレクトでは、週末セールなどのお得に買い物できる機会が度々あるので、もう少し安く購入することも可能だ
サンワダイレクトの電動昇降デスク「100-ERD025」の組み立てと設置
製品の組み立てと設置について、実際の流れを紹介しよう。
最初に結論を言ってしまうと、組み立ては非常に簡単だ。
説明書の記載が非常にわかりやすい。
また、組み立てに必要な六角レンチとドライバーは付属しているので、別で購入する必要がないのも嬉しい。
一方でデスクの重量があるので、作業はできる限り2人以上で行なってほしい。
まず初めに、こちらが製品到着時の段ボールだ。
天板と昇降脚が一つの段ボールに梱包されているので、重くてデカイ。
開封してみるとパーツ自体はそんなに多くないのが、お分かりいただけるだろう。
付属のネジにはアルファベットが割り振られており、どこでどれを使用するのかが分かりやすい。
正式な付属品と呼べるか微妙なラインではあるが、運送時の天板保護用に天板と同サイズの段ボール板がされて同梱されている。
組み立て時は、この段ボールの上にデスクの天板を設置して作業することをオススメする。
天板の下に段ボールを敷くことで、床と天板の双方に傷がつくことを防ぐことができるからだ。
また、衝撃を吸収してくれるので、階下に組み立て時の音が響きにくくなる効果も期待できる。
まず初めに、ひっくり返した天板に昇降脚を固定していく。
接続部に脚を乗っけて回転させ、六角レンチを使いネジを締めていく。
脚の固定が完了したら、脚の先端に床との接地面パーツを取り付ける。
設置面パーツにはアジャスターが搭載されているので、机のがたつきを減らすことができる。
以上の流れで、机としての土台作りが完了する。
次に操作パネルの装着だ。
天板の裏にあらかじめ、操作パネルを固定するためのネジ穴が用意されており親切だ。
付属のドライバーでネジを締めれば、装着は完了する。
続いて、ACアダプターを天板裏の収納スペースに差し込み、ケーブルを操作パネルに繋いでいく。
モーターからのケーブルも合わせて操作パネルに接続すれば、組み立ての工程は終了だ。
最後に完成したデスクをひっくり返すのだが、デスク本体の重量が重いので2人以上で作業を行おう。
以上、たったこれだけの作業で電動昇降デスクの組み立てが完了となる。
あとはACアダプターをコンセントに繋げば、ボタンを押すだけで昇降機能を利用することができる。
電動昇降デスクの組み立てって大変そうと思う方が多いかもしれないが、本製品については20分程度で組み立てが完了した。
サンワダイレクトの電動昇降デスク「100-ERD025」の使用感
電動昇降デスク「100-ERD025」を、2種間ほどテレワークで使用して感じた点についてまとめていく。
組み立てが簡単なので手軽に導入できる
これまで電動昇降デスクは、組み立てと設置が大変なイメージがあった。
本製品は天板と昇降脚のセットということもあり、どこにどのパーツを固定すればいいのかが決まっているので、簡単に組み立てることができた。
天板と昇降脚を別々で購入するよりも、導入のハードルが圧倒的に低いので、気軽に電動昇降デスクを使いたい方にオススメしたい。
ボタン一つで高さを調整できるのがとにかく便利
電動昇降デスクの高さ調整は、ボタンを押すだけで簡単に行うことができる。
ガス式や手動のハンドル調整式に比べて、操作の楽さが段違いだ。
座っている時間が少し長いかなと感じたら、立ち仕事にスムーズに移行できる。
操作が簡単なほど使用頻度もあがり、立ち仕事スタイルが定着してきている。
あとは我が家の事情として、テレワーク中に猫さんに椅子を取られるケースがある。
少し飲み物を取りに部屋を離れた隙に、写真のような有様となる。
椅子なしで作業するのも辛いし、気持ちよさそうに眠る猫さんをどかすのも気が引ける。
そんな時も電動昇降デスクなら、立ち仕事に移行することで平和的に解決できる。
こういった活用は導入前には予想もしていなかったので、思わぬ利便性に喜んでいる。
立って作業することで心身ともにリフレッシュできる
電動昇降デスクを活用し、立ち仕事をするにようなって感じたメリットを紹介していく。
長時間座っていると、椅子の座り方が気になってきたりと、どうしても集中力が切れやすくなってくる。
そんな時に立ち仕事に移行すると、目の前の作業に集中しやすくなる。
立ちながら作業すると、ダラダラもしないし、眠くもなりにくい。
単調な作業をこなすときは、立ちながら作業するようにしている。
また、立ち仕事スタイルを実施するようになってからは、腰の負担を減らせている実感がある。
元々姿勢が悪いのもあり、長時間の座り姿勢で身体に負担がかかっていたことを思い知らされる。
サイズ感が自宅に設置するには丁度良い
この製品の天板のサイズは本当に絶妙だと思う。
奥行きが51cmと少し短いことで、部屋のスペースを確保できている。
他社の製品だとだいたい幅120cmに対して、奥行きが60cmのモノが多い。
たった10cmの違いと思われるかもしれないが、実際に部屋に設置してみるとこの差がなかなかに大きい。
特に1K、1Rの部屋でベッドと机を平行に設置する際、部屋の動線が広くなるので恩恵が大きい。
肝心の作業領域についてだが、写真のように、ノートPCとiPadを横並びにしてもまだ余裕がある。
奥行きが短いと言っても、ノートPCスタンドとキーボードを縦に並べることもできている。
本製品の120cm×51cmというサイズ感は、テレワークで使用するのに最適なサイズ感と言えるだろう。
まとめ
今回、サンワダイレクトの電動昇降デスク「100-ERD025」を実際に使用して、座り仕事と立ち仕事の切り替えができるようになり、様々な恩恵を得ることができた。
身体の負担を減らす効果に加えて、集中力の向上など、テレワーク環境下では大きなメリットだ。
最後に本製品についてまとめおく。
サンワダイレクトの電動昇降デスク「100-ERD025」は、天板と電動昇降脚がセットになっており、組み立ても非常に簡単だ。
天板のサイズが、120cm×51cmと奥行きが短かく省スペースなので、部屋の空間を妨げずに設置ができる。
デスクの高さを73cm~123cmの範囲で、ボタンを押すだけで簡単に調整が可能。
また、高さ記憶機能により、自分のよく使う高さを4つまで登録できる。
安全面についても、衝突検知機能が搭載されており、障害物と接触した際は自動的に昇降が停止される。
耐荷重と昇降荷重が共に50kgと剛性もあり、一般的な用途であれば安心だ。
実用性と機能性を兼ね備えており、コスパを踏まえれば手を出しやすい価格帯でもある。
以上のことから、本製品は生産性と健康管理の向上が見込める、テレワーク環境のアップデートに最適な製品と言えるだろう。
もし、自宅のテレワーク環境のアップデートしたいと考えているなら、ぜひ購入を検討してみるといいだろう。